リオ五輪出場なるか!40年ぶりの出場かけた日本とバスケ大国、フィリピン
2016年5月に開催された「SEABAスタンコビッチカップ」の様子 著者撮影
東南アジア全体でも近年、にわかにバスケット熱が高まる機運がある。2009年には東南アジアエリアの実力向上を目指し、ASEAN諸国のクラブが集まって行われる「ASEANバスケットボールリーグ」がスタート。年々、盛り上がりを見せており、タイなどでも新しいバスケットコートがつくられるなど、東南アジアのバスケット界に新しい風が吹き始めている。
バスケットボールにおいて、東南アジアを引っ張るのはフィリピンであるのは間違いない。日本同様にオリンピックへの道のりは険しいが、東南アジアのバスケット界をさらに盛り上げる原動力となるような健闘を期待したい。40年ぶりの五輪を目指す日本の戦いとともに、「東南アジアの雄」フィリピンにもぜひ注目してみてほしい。
(text & photo : 本多 辰成 )
スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」
>その他の記事はこちら