くらし情報『日本ではあまり知られていない ミャンマー料理の世界!』

日本ではあまり知られていない ミャンマー料理の世界!

ミャンマー料理と聞いて、ぱっとイメージが浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。日本ではあまり知られていない、ミャンマー料理の世界をご紹介しましょう。

インドと中国の2大文化に挟まれて

ミャンマーは中国とインドという、食文化に大きな特徴を持つ2大大国に挟まれています。そのため、料理も両国の影響を深く受けています。それが最も現れているのが喫茶店ラペイエサンの食卓。インド料理のサモサやナンと、中国料理の肉まんやちまきが、一緒にテーブルに並ぶのです。

目次

・インドと中国の2大文化に挟まれて
・カレーならぬ、油戻し煮で作る「ヒン」
・サラダと訳される和え物「アトゥ」
・食パンをのせたユニークなデザートも
・多民族国家であることと食文化がリンク?


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ラペイエサンでは、中国風やインド風の料理が同時に食べられる  著者撮影

中国の影響が色濃い麺料理も、朝食を中心に頻繁に食べます。麺だけで多くの種類があり、これは別の機会にまとめて紹介しましょう。


カレーならぬ、油戻し煮で作る「ヒン」

ミャンマーを代表する料理といえば、まずは煮込み料理「ヒン」でしょう。英語メニューではカレーとなっていますが、インドのカレーとはまったくの別物。肉や野菜などの具材とスパイスを入れた鍋に大量の油を投入し、水分が完全に飛ぶまで煮込む、油戻し煮という調理法で作ります。地元の人はヒンの油をごはんにかけて食べるのが大好きですが、油慣れしていない日本人は、具材だけをすくって食べた方が無難でしょう。

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