くらし情報『40代なのに生理で大量出血!閉経が近いはずなのになぜ?病気の可能性もあるの?【医師解説】』

2023年10月6日 22:40

40代なのに生理で大量出血!閉経が近いはずなのになぜ?病気の可能性もあるの?【医師解説】

生理時の大量出血は医学的には過多月経と言います。1周期(5~7日分)の生理の出血量が150ml以上あることを言い、レバーのような塊が出ることもあります。通常の出血量は50mlなので3倍も多くなります。

具体的には
●昼間のナプキンが2時間もたない
●昼でも夜用ナプキンを使っている
●貧血症状がある
というときは過多月経が疑われます。

生理が2週間以上続いたら受診を

婦人科を受診する女性


上記で説明したように、ホルモンバランスが崩れると厚くなった子宮内膜を維持できない、または子宮内膜を厚くできなくなるために少量の出血が続いたり、一度に大量出血したりすることで貧血症状が出やすくなります。女性は「貧血ぐらい」と我慢しがちですが、自分で貧血を実感している時点で重症化していることがあります。「貧血かな」と感じたら婦人科に相談してください。また、生理2日目以上の量が2週間以上続いたときも受診しましょう。


貧血は鉄剤の摂取で予防できる!

鉄剤をとる女性


このように、40代になるとホルモンバランスが崩れ、貧血をはじめさまざまな体調不良が表れやすくなります。貧血になりやすいという人は鉄分の多い食品を積極的にとり、足りない場合はサプリメントを活用すると良いでしょう。

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