2023年11月12日 22:10
息子夫婦への結婚祝いのため、お金を下ろそうとしたら「あなたの口座はありません」⇒信じられない事実が判明
とタクシーを呼んでくれ、至急病院に行くことに。ユメさんのことはそのままうやむやになってしまいました。
検査の結果!?
病院で検査をすると、なんとがんが見つかったのです。幸い初期で、手術をすれば大丈夫とのこと。緊急入院することになり、慌てて息子と娘にも連絡を取りました。その間、入院手続きなども手伝ってくれたエナさん。私は感謝の気持ちでいっぱいでした。
息子と娘も駆け付けてひと段落着いたころ。
娘が「お母さん、こんなときに何だけど……。寝室にあった腕時計、別のところに置いた? 準備で着替えを探したときに見当たらなくて」と言うのです。すると、エナさんが「それ、もしかして……妹のユメかもしれません。昔から手癖が悪くて……ごめんなさい」と頭を下げたのです。「必ず腕時計は取り戻しますから!」と謝罪する嫁を前に、私も何と言ってよいやら……。
直前に複雑な話を聞いてしまいましたが、私の手術は無事成功。術後の経過を見ながら退院の日を待つことになりました。
入院中、息子に銀行振込を頼むも
退院まであと数日というとき。
娘が持ってきた郵便物の中に、銀行からの封書がありました。私名義で10年以上出入金のない口座があり、このままだと休眠預金として民間公益活動の資金に充てられるというのです。