くらし情報『介護までの道のりは人によってまったく違う!?足腰の悪い母が要介護認定を受けるまで【体験談】』

2024年3月2日 09:10

介護までの道のりは人によってまったく違う!?足腰の悪い母が要介護認定を受けるまで【体験談】

介護までの道のりイメージ


2023年に両親が他界するまでの5年間、週末に車で片道1時間半かけて実家に通い両親の介護をしていた私。当時40代後半だった私は、自分も年齢による体力の限界を感じつつ、アルツハイマー型認知症の父と車椅子生活の母の2人を介護していたのでした。今回は、母の体の不具合から要支援認定を受けるまでについてお話しします。

足腰の悪い母に見られたささいな兆候

母(当時75歳)はもう10年くらい足腰が悪く、歩き方もゆっくりでした。とはいえ、つえを突いたり、つかまりながら歩いたりすることはできていたので、買い物や趣味なども自分のペースで行動できていました。特に大きな問題はなかったので、ある日、洗濯機の横に汚物の付いたままのパジャマが置いてあるのを見たとき、私はとても驚きました。よく見ると、トイレや洗面所の壁もあちこち汚れていました。父(当時80歳)との2人暮らしでしたので、同居していない私は心配になりました。


母に聞くと、地域包括センター(高齢者と高齢者を支える人をサポートする拠点として設置された施設)に担当者がいるとのこと。早速電話して相談し、私の連絡先をお伝えしました。さらに念のため父と一緒に物忘れ外来に通院もしてもらうことにしたのですが、当時は歩行もでき、物忘れ検査の結果も年齢相応の症状だったため、私も安心していました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.