くらし情報『「やるべきことが山積み!?」アルツハイマー型認知症の父が介護サービスを受けるまで【体験談】』

2024年3月4日 10:10

「やるべきことが山積み!?」アルツハイマー型認知症の父が介護サービスを受けるまで【体験談】

認知症の父イメージ


現在施設に入所している80代後半の父は、75歳のときに体調を崩しMRI検査を受けたことをきっかけに初期のアルツハイマー型認知症と診断されました。あまりに唐突なことで今ひとつ現実を受け入れられなかった私たち家族でしたが、今後のことを考えるとしなければならないことが山積みでした。

服薬開始と要介護認定

まず、「ごく初期の段階なので今でしたら薬でアルツハイマーの進行を遅らせることも可能かと思われます。どうされますか?」と医師から提案があり服薬することとなりました。

また、そのころ父は「デイサービス(食事や入浴など日常生活上の支援や生活機能向上のための機能訓練などを受けられる施設)へ行きたい」と言うようになりました。理由はそれまでお付き合いのあった近所の方たちが通われていることを知ったからです。定年後は自治会などの活動を通して人付き合いも頻繁にありましたが、数年前より一緒に活動されていた方たちの高齢化もあり、段々とそれらの活動から遠のき、家に引きこもるようになっていました。

それが寂しかったのか、父もデイサービスに行けば友人ができるかもと期待をしていたようです。
医師からも「他人と関わりを持ったり、適度な刺激を受けたりすることは認知症の方には良いことですよ」

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