2024年2月28日 05:10
え?更年期はアレルギー症状が悪化しやすい!?まず始めたい意外な対策とは【医師解説】
老眼は、老化によって目のピント調節機能が低下して、近くの対象にピントを合わせにくくなる症状です。ドライアイと老眼が重なると、とても目が疲れやすくなります」(駒形先生)。
自分でできる対策は?
受診すればラクにはなるものの…
花粉症やドライアイ、ドライノーズは何もしなければ悪化しやすくなる……ということですが、対策はどうすれば良いのでしょうか。
「日常生活に支障を来すほどつらいのであれば、アレルギー科などを受診しましょう。
それほどではないというのであれば市販薬を利用しても良いですが、花粉症や鼻炎を抑える薬は、全身の粘膜を乾燥させて体液の分泌を抑える働きをしています。つまり、全身が乾燥するのです。
ですから、受診をすると抗アレルギーの内服薬に目薬や点鼻薬が処方されることが多いと思います。それは、乾燥した粘膜に潤いを与えるためなのです」(駒形先生)。
大切なのは便秘解消
もともと潤いが少ない更年期の粘膜を、薬でさらに乾燥させて涙や鼻水を抑えているということです。つらい症状は緩和されそうですが……。
「対症療法であり、根治療法ではないということです。
花粉症は、自分にとって毒に当たる物質が自分の容量を超えたときに症状が出る仕組みです。