2021年12月20日 23:10
「あわや公共の場で…」産後から始まったひどい尿漏れを改善できた方法とは【体験談】
しかし、なかなか効果は出ず、尿漏れ用のパッドや生理用ナプキンを当てて対処するのが当たり前になってしまいました。
産後の疲れが長引いていたのか、子どもが保育園に入っても私はとにかくいつもぐったりしていました。尿漏れはもはや当たり前になり、まずいとは思うものの、時間をとって体操をするということもできませんでした。
次の章で、尿漏れ対策をおこなうきっかけになったできごとと、その対策法についてお伝えします。
運動会で尿漏れ!ケーゲル体操を始める
しかし、あるきっかけで私は危機を感じます。それは、息子が小学生になって初めての運動会でのことでした。保護者が大縄跳びをしなければならなかったのです。このときの私は縄跳びと尿漏れの2つが結びついていませんでした。
1回跳んで……油断もあったのでしょう、尿の30%ほどを出してしまいました。
もう1回、衝撃に耐える自信はありませんでした。私はもはやここまでか、と思った瞬間に笛が鳴り、誰かが前のほうで縄に引っかかり、運よく大縄跳びは終了したのです。危なかった! この経験が私を駆り立てました。
早速、この日の夜からケーゲル体操を始めました。調べてみると、ケーゲル体操は骨盤底筋群を鍛える体操全般を指し、トイレで尿を止めるトレーニングも大きく分けるとケーゲル体操に当てはまるようでした。