2022年2月14日 23:40
「疲れの原因は副腎!?」しんどさの理由は更年期症状だけではなかった【チェックリスト付き】
「副腎は腎臓の上にちょこんと乗っている小さな臓器です。二重構造になっていて、副腎皮質からはコルチゾール(各組織に作用して糖質・脂質・たんぱく質代謝の調節、血糖上昇作用、および抗炎症・抗アレルギー作用などの生理作用)やDHEA(50種類以上のホルモンを生成)などのホルモンが分泌されています。
一方の副腎髄質からはアドレナリンやノルアドレナリン(ストレス時などに分泌されるホルモン)が分泌されています。
体内環境を一定に保つためにはこれらのホルモンは不可欠で、バランスも重要です」(黒田先生)。
副腎疲労はホルモン検査で調べることが可能
自分が副腎疲労かどうかは、予防医学をおこなっているクリニックで調べることができるそうです。
「血液検査や唾液検査をおこない、コルチゾールやDHEAの数値を見て判断します。ホルモン検査では、副腎疲労以外にも女性ホルモンの数値を調べることができるので、更年期症状かどうかも見ることができます。
調べるホルモンの数や種類によって、また、クリニックによっても価格が変わりますが相場は3~5万円くらいでしょう」(黒田先生)。
副腎疲労は更年期症状として放置されることも
副腎疲労の主症状は疲れ。