2022年11月1日 03:10
いつ測っても36度以下…。「低体温」を放置すると体はどうなる?美容への影響は?【美容専門医監修】
環境ホルモン、大気汚染、食品添加物など私たちの周りには老廃物の原因となるものが多くあります。
老廃物はリンパ節にたまり、そこから血流にのって代謝される仕組みになっています。リンパ節は鎖骨、脇の下、鼠径部(太ももの付け根にある溝の内側部分)、膝裏などにあり、その周辺に老廃物はたまりやすくなります。
また、老廃物は血流が悪い場所にもたまりやすくなります。例えばセルライトは、血流が悪い太ももの裏など老廃物と脂肪と水分がたまりやすい場所にできます」(黒田先生)。
低体温は加齢と関係がある?
年齢は関係なし。若くても体体温になる
若いときはいつも36度台だったけれど、40代以降になってから35度台になった、という方もいるのではにないでしょうか。低体温と年齢は関係があるのでしょうか。
「女性ホルモンのエストロゲンは血管壁の柔軟性を維持する働きがあります。更年期に入ると女性ホルモンのエストロゲンが減って、血管壁が硬くなり、筋肉に酸素や栄養が行きにくくなって低体温になることは考えられます。
老化で筋肉量が減ることも原因の1つになるでしょう。
しかし、それだけで低体温になるわけではなく、運動不足、ストレス、栄養バランスの悪い食事、環境汚染など環境因子が大きいと思います。