2022年12月28日 23:10
今からでも遅くない! 最近増えている40代からの歯列矯正とは【歯科医師監修】
口が開かないことがあると器具の装着ができず、矯正治療ができないこともあるので、それも先に治療することをおすすめします」(古川先生)
若いころとは何が違う?
矯正期間が長引くことがある
20代や30代のころと40代50代で治療に差はあるのでしょうか?
「年代というよりは、歯の状態によって違いが出てきます。なので治療にどのくらいの期間や費用を要するのかは、どういった治療をおこなうかという治療内容によって異なってきます。
しかし、40代以降は骨代謝という骨の吸収と修復する機能が衰えてくるので歯の移動に時間がかかるということはあります。
歯槽骨という歯を支えている骨が矯正の力によって変形することで歯を動かすのが矯正です。
まったく同じ歯並びやかみ合わせのケースで比較するならば、10代や20代の人よりも年齢の高い40代以降のほうがそれ以前に比べて時間がかかる可能性が高いかもしれません」(古川先生)
まとめ
40代からでも歯列矯正を受けている人は多く、増加傾向にあるのだそう。見た目だけではなく、物忘れの防止にもなるという歯列矯正。これからの健康のために、治療を検討してみてもいいかもしれませんね。