「立っているだけだろw?」女性警備員である私を笑う厄介上司。ある日不審者が侵入してきて!?
とパニ子に助けを求めるものでした。
得意技は背負い投げ!
矢釜士の要請を受け、現場へと向かったパニ子。到着するなり矢釜士から「何やってたんだ! もたもたしやがって! これだから女は!」と言われてしまいます。
そんな矢釜士の態度に腹を立てたパニ子でしたが、緊急事態の今、無駄口をたたいている暇はありません。パニ子は不審者を撃退すべく、闘おうとしました。
不審者は180cmを超える大柄な男性でしたが……なんとパニ子は一瞬で男性を背負い投げで倒したのです!!
実はパニ子は柔道をやっており、チャンピオンになった経験もあるのです。そのため、大柄な男性でも確保することができました。現場にいた人たちにけがはなく、男性は矢釜士が連れてきた警察に連行されました。
矢釜士はというと、あろうことかパニ子が来てからすぐに現場から逃げていたのです! 警察を呼ぶためと言いながらも現場にいた人たちを避難させず、自分だけ逃げていたのだそう。
その後、矢釜士が作成した報告書では、矢釜士が単身で不審者対応をしようとしたことや、ひとりだけ現場から逃げた事実は書かれていませんでした。しかし、後の調査で虚偽の報告をしたことがバレてしまい……。