40代のころから、家事に育児、役員活動とフル回転で頑張ってきました。最近疲れが取れない、動悸がすると思っても、加齢のせいだろうと特に気にもせず軽く考えていました。動悸も疲れやすさも、更年期にありがちな症状だからと、ついつい見過ごしてしまっていたのです。しかし、更年期の症状だと思っていたのに実は怖い病気の症状だったという私の体験を紹介します。
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最近、体調が悪いけど加齢のせい?
40代前半、子どもは小学校低学年で私は育児の真っただ中。しなければならないことも多くPTA活動や町内会活動、育児に家事と、自分の時間がほとんど持てないのが悩みの種でした。ほんの少しでも時間ができれば、親しい友人とランチしたり、趣味の読書や音楽鑑賞を楽しんだりしてリフレッシュ。そんな生活の中、なんとなく体調がおかしいなと感じる場面がありました。
でもそれは、最近疲れやすくて寝てもなかなか疲れが取れない程度のこと。「私ももう40代。いい年だし、加齢のせいかな」なんて軽く考えて毎日をやり過ごしていました。ところがある日、明らかにおかしなことが起きました。