専門家が教える!年末の大掃除で実践したい「正しい拭き掃除法」
布には雑菌が溜まりやすく、また折り返して拭く行為で菌がついている面を手で触ってしまい、体内に菌が侵入する可能性を高めてしまうからだとか。
また力技で菌やホコリが減っているように見える「ゴシゴシ拭き」や、楽な拭き方で行ってしまいがちな「グルグル拭き」は、周りに汚れを撒き散らしてしまっていると松本先生。
アルコールスプレー後に拭く行為も、元々乾いていたホコリや菌を濡らすことでその場に残してしまう恐れがあるので、やめた方が良いのだそう。
「一方向・乾拭き・V字折り」がキーワード!正しい拭き掃除の仕方
以上のことから濡れた布ふきんではなく、乾いたペーパーで拭き掃除をするのが最も良い方法だそうです。
特に松本先生がおすすめするのがペーパータオルやキッチンペーパー。常に新しいものを使うことができ、すぐに捨てられるので衛生的にも安心できるとのこと。
また拭き方は「一方向拭き」でホコリや菌と最初に出会う側面を常に先頭方向にし、Uターンさせるように拭いていくのが良いのだとか。病院でも実践されている拭き掃除の仕方だそうです。
その際にさらに拭くペーパーをV字折りにすると、ホコリや菌、ゴミを拾える側面の長さが増え、また汚れをV字の溝部分に溜めたまま運ぶことができ、より効率的に拭き掃除を行えるそう。