香水、日本酒から教育分野まで。香りを言語化するAIツール「KAORIUM」の新たな可能性
曖昧で捉え所がない香りが言葉で表現されることで自分の趣向、選ぶ軸がクリアになったとユーザーから好評で、集客や売り上げ効果も共に上がったそうです。
2つ目は日本酒飲食店における取り組みで、KAORIUMを用いて日本酒の風味を可視化できる飲食店向けメニュータブレット、日本酒ソムリエAI。
どう選べばいいかわからない、どれがどんな味なのかわからないというユーザーの日本酒に対する悩みを解決し、その結果日本酒の注文数や客単価も上がるという成果が出たそうです。
さらにコロナ禍において家飲みが楽しめるよう、自宅で日本酒ソムリエAIを用いた日本酒飲み比べセットも販売。新しい家飲み体験ができると人気で、完売したそうです。
日本酒売り場&教育分野まで!新たな「KAORIUM」の展開
今後のKAORIUM活用の展開として、2つの事業が発表されました。
日本酒ソムリエAIはスーパー、酒屋、百貨店などの日本酒小売店向けのサイネージをローンチ。
2021年11月9日から12月8日まで、紀ノ国屋渋谷スクランブルスクエア店の日本酒売り場にサイネージが3台、世界初導入されるとのこと。
どんな味・風味かわからない、料理に合う日本酒がわからない、自分の好みに合う日本酒がわからないという日本酒選びの困りごとトップ3の解決を目指します。