世界初演!Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024 『マーメイド』東京公演 2024年9月21日(土)~10月6日(日)
は、まさしく四半世紀の集大成だ。熊川美学に貫かれた傑作の誕生を寿ぎたい。
(バレエライター・齊藤希史子)
■スタッフクレジット
芸術監督:熊川哲也
演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也
原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
編曲:横山和也
舞台美術デザイン:二村周作
衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチ
照明デザイン:足立恒
管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ
■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■
衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。
豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。