行政からの連絡で…
コンビニ大手のファミリーマートは9月17日、am/pm熊本市役所前店のスタッフが、健康保険などの代行収納金を着服したことが判明したとして公表し、謝罪した。
事件は8月30日に、「支払ったはずの国民健康保険の督促状が来た」との申し出が熊本市に入り、連絡をうけたファミリーマート社が直ちに調査を行ったところ、一旦預かった収納が取り消されている事実が判明。
9月1日に、取消し日時に勤務していた、28歳男性に対し聞き取り調査を行い、借金返済のため着服したことを認めたという。男性従業員は懲戒解雇。
22万円以上の着服
同社の調べによると、未払扱いとなっていた代行収納金は全部で16件で、合計221,620円にのぼる。内訳は以下のようになる。
・国民健康保険7件(合計金額:86,600円)
・国民年金 9件(合計金額:135,020円)
今回の事件の手口は、深夜の勤務中に取消し作業を行い、その取消した分の金額を着服したというもの。
同社は再発防止策として、「今後代行収納の取消しがあった場合、本部から店舗に対して書面による確認を行う」など4点をあげた。
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