【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第22回目 [保険選びの極意5]教育資金づくりに役立つ学資保険はコレだ!
学資保険は、教育資金づくりの王道です。
でも選び方・入り方を間違えると、保険料総額よりも受取金の合計額のほうが少なかったり、初年度納入金の支払いに間に合わなくて大慌てしたりすることも。
学資保険の貯蓄性を見極めるコツと賢い入り方をご紹介します。
1.学資保険とは
学資保険は、教育資金づくりを主目的にした保険です。保険料を払い込めば、大学等の進学時に保険金が給付される仕組みになっています。特長は次に挙げる5点です。
- 進学のタイミング等に合わせて学資給付金や満期保険金が支払われます。
- 保険期間中に契約者である親が死亡した場合は、以後の保険料が免除されます(一部の学資保険には、この「保険料払込免除特約」がない商品や取り外せる商品もあります)。
- 保険期間中に子どもが死亡した場合には、所定の死亡保険金が支払われます。
- 契約者である親が死亡した場合には、満期になるまで「育英年金」が支払われる商品があります。
- 子どもの医療保障を付加できる商品があります。
1~3については、大半の学資保険に備わっています。4と5に関しては一部の商品で付加できるようになっています。
2.返戻率100%以上を探せ!
教育資金づくりのために学資保険に加入するのなら、真っ先にこだわるべきは「返戻率」です。返戻率とは払い込んだ保険料に対してどれだけの給付金(学資金)が支払われるかを表す指標です。「学資給付金の受取総額÷払込保険料の総額×100」(%)で算出します。