くらし情報『消防局職員が暴力団員と組んで事故偽装』

消防局職員が暴力団員と組んで事故偽装

目次

・貯水池に車を沈める
・真面目な好青年だったが…
消防局職員が暴力団員と組んで事故偽装

貯水池に車を沈める

岡山県警交通指導課を始めとする合同捜査本部は、交通事故を偽装して保険金をだまし取ろうとした疑いで、10月5日に倉敷市消防局の消防士長「笠原敏史(31)」容疑者他数名を逮捕した。複数のメディアが報じた。

笠原容疑者は山口組系暴力団組員の池上龍太郎(49)容疑者や、自動車販売修理業の高山秀夫(32)容疑者ら、合わせて6人で共謀。3月13日の22時過ぎ、井原市大江町の貯水池へ乗用車を転落させた。

そして共済組合に「カーブを曲がりきれなかった」などとして共済金約780万円を請求。支払いを求められた共済組合が内容を不審に思い、警察に通報した。事故内容について矛盾があったという。


※画像はイメージ

真面目な好青年だったが…

笠原容疑者が勤務していた倉敷市消防局の田中局長によると、容疑者は勤務態度もマジメなスポーツマンで、無遅刻無欠勤。職場の信頼も厚く、2008年から消防士長に昇進していた。

ただ、消防局の規約では事故があった場合上司に報告をすることになっているが、今回の事故については報告がなかったという。

県警によれば、笠原容疑者ら3名は容疑を認めているが、他3名は「知らない」などとしているという。

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