【知って得する!保険の基本】Q:現在独身ですが、医療保険は必要?今から加入しておいたほうが良い保険は?
質問:現在独身ですが、医療保険は必要ですか?また、医療保険に限らず、今から加入しておいたほうが良い保険はありますか?
独身の方でも医療保険は必要です。どのような保険に加入するかを決めるときは、ライフステージごとの優先順位を明確にしましょう。
「医療保険」を優先的に検討しましょう
「医療保険」の目的は、ご本人が病気やケガで治療を受けたときに備えることです。
厚生労働省の「平成26年(2014)患者調査」によると、全国の約132万人の入院患者のうち、年代別にみてみると、20代の方が約2.6万人、30代の方が約4.8万人、40代の方が約6.9万人、50代の方が約10.5万人、60代の方が約21.9万人となっています。このように、いつ、病気やケガになるかわかりません。そのため、入院リスクの高まる高齢期はもちろん、ライフステージ全体を通じて「医療保険」は優先順位が高いといえます。
また、がんに関しても、「国民の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で亡くなっている(※)」といわれていますので、年齢に関係なくなるべく早いうちに「がん保険」を検討することもおすすめします。
※出典:厚生労働省ホームページ「がん検診」より抜粋
自分にあった「医療保険」を選択しましょう
医療保険に関しては、近年さまざまな商品が登場していますが、基本となる保障は、ほぼ共通しているといえるでしょう。最低でも下記のような「基本となる保障」は備えとしてお持ちになることをおすすめします。
■疾病、災害入院給付金
病気やケガで治療を目的とした入院をしたときに支給される給付金です。プランによって対象となる日数、日額は変動します。
■手術給付金
約款所定の手術を受けたときに支給される給付金です。最近は日帰り手術(外来手術)も対象になる場合があります。
■先進医療給付金
厚生労働省が定めた「先進医療」の治療を受けたときに支給される給付金です。主契約の保障としてセットされている場合と、特約で付加できる場合があります。
付加するかどうかは任意ですが、「基本保障」としてパンフレットに記載されていることがあります。