損保ジャパン記念財団が、アジアの2カ国に初めて「海外助成」実施
初めての「海外助成」
損害保険ジャパンが出捐している財団法人損保ジャパン記念財団は、初めて「海外助成」を実施することを決定し、ASEAN加盟国で社会福祉を行う非営利団体の活動を対象に募集を行い、2団体、合計117万円の助成を決定しました。
損保ジャパン記念財団は、国内で実施している助成制度を発展させ、海外で開発途上にある国・地域を中心に社会福祉の向上を目的に、募集対象国に在住する日本企業の現地駐在員の推薦にもとづき、社会福祉分野の非営利団体が行なう活動を対象に海外助成を行います。
損保ジャパン記念財団は、障害者福祉団体に対する設立資金助成、自動車購入費助成、優れた社会福祉学術文献を表彰する「損保ジャパン記念財団賞」 、社会福祉・社会保険・損害保険に関する研究助成や研究会、講演会の開催などが主な活動となっています。
助成先の2団体
【ジャカルタ】
助 成 先 : YPAC-Jakarta(Yayasan Penanggulangan Anak Cacat)
助成目的 : 通所している障害児・者のリハビリテーションプログラム「スピーチセラピー
(言語聴覚療法)とオキュペーショナルセラピー(作業療法)」に使用する
機器一式の購入費。機器の導入により、この施設でより効果的な訓練の実施が
可能となります。
助成金額 : 50万円
【マニラ】
助 成 先 : St. Francis School - VSA arts Philippines, Inc
助成目的 : 新生児の聴覚検査に使用する耳音響放射検査装置の購入費。早期の専門教育を
受けることにより、聴覚障害のある子供の生涯にわたる生活向上を目指す
プログラムの効果をあげることが期待できます。
助成金額 : 67万円
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