2018年3月10日 10:00
火災を防止!?人命を守る内装制限とは【不動産用語集】
5.天井及び壁の内装仕上げを不燃、準不燃材料とすることが求められている居室において、天井の内装の仕上げを不燃、準不燃とした場合、壁の内装仕上げは、次の①、②に適合する木材、合板、構造用パネル、パーティクルボード、繊維板又は木材等と不燃、準不燃材料を組み合わせたものが使用できる(告示第1439号による)
a.木材等の表面に火災伝播を著しく助長するような溝が設けられていないこと
b.木材等がその厚さに応じて下地に適切に取り付けられていること
6.建築基準法上の内装制限は以上であるが、建築基準法第40条の規定に基づき、地方自治体は条例により安全上、防火上または衛生上必要な制限を付加することができる。
防火性能の種別と主な材料を紹介
防火性能の種別には3種類があります。各種類の主な材料も併せてご紹介しましょう。またこれらは法で定めたもの(平成12年建設省告示第1400号、1401号、1402号)です。
- 不燃材料
コンクリート、ガラス、モルタル、金属板、厚(かぶり)12以上の石膏ボードなど- 準不燃材料
厚15以上の木毛セメント板、厚9以上の石膏ボードなど- 難燃材料
厚5.5以上の難燃合板、厚7以上の石膏ボードなど
まとめ
今回はかなりマニアックな内容をご紹介しました。
普段使用している商業施設などには、火災を防止するためのしかけが多くあるのです。
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