2018年3月4日 10:00
共有持分・共有名義のメリットとデメリット【不動産用語集】
共有持分・共有名義とは?
共有持分とは、複数の人が1つの不動産を共同で所有している時に、それぞれの人がその不動産について持っている所有権の割合のことをいいます。たとえば夫婦で1つの不動産を2分の1ずつ共有している場合は、夫と妻それぞれが持っている所有権の割合(2分の1ずつ)のことをさします。
そしてこの割合を登記所に登記しなければなりません(持分登記)。登記とは、第三者に「これは私の所有権だ!」と主張することです。
さて共有持分といったワードを聞くと、セットのように「共有名義」といった言葉を耳にすると思います。
共有名義とは、その不動産の所有権を持っている人のことをいいます。
たとえば3000万円の住宅をあなた(妻)と旦那さん(夫)で購入するとしましょう(共有名義はあなたと旦那さんになります)。出資額で持分割合が決まりますので、2,000万円分を旦那さんが、残りの1,000万円をあなたが出したとしましょう。
するとこの住宅の持分割合は、
旦那さん:3分の2
あなた:3分の1
となります。
共有持分のメリットとデメリットは?
「これから結婚して新居で夫婦生活を始めるんだ」といったご夫婦は、上記のように不動産を共有の持分とすることもできるわけですね。