~恐竜とアートのコラボレーション~「Gr8!こぶりな恐竜展」が横浜赤レンガ倉庫1号館で9月4日(土)より開催!有名アーティストとのコラボで大人気のYOICHIRO氏制作「恐竜アート」の展示も決定!
「恐竜まみれ 発掘現場は今日も命がけ」。
■本展にて学術協力をされている神流町恐竜センター学芸員
主事 田中望羽氏 コメント
田中望羽氏
小学生の工作の時間、紙粘土でフタバスズキリュウを作り、紙版画ではジャングルを歩く茶色のティラノサウルスを作りました。20年前の町の図書館の大型恐竜図鑑はほとんどの恐竜が緑か茶色か黒色の地味な色で、ぬらぬらとしたトカゲか巨大なワニというイメージが強く反映されていました。しかし近年の研究で恐竜の羽毛があったことや鳥が恐竜の生き残りであることがわかり、恐竜図鑑は色鮮やかになってきています。このように、恐竜の復元画は科学的知見が新しくなるたびに変化してきています。アーティストの描く恐竜はどんなものなのでしょうか。今回の「恐竜とアート」はストリートアートと恐竜化石というまったく新しい試みで、太古の美しい恐竜化石がどのようによみがえるのか非常にわくわくしています。
来場される皆様には、実物の化石展示とアートを比べながら楽しんでいただければと思います。
田中望羽氏(タナカミウ)PLOFILE
神流町恐竜センター 主事・学芸員係(北海道大学理学院博士後期課程)