積水ハウス、お客様と共に20年、「5本の樹」計画で都市の生物多様性保全推進
■ネイチャー・ポジティブ方法論
近年、世界中で生物多様性保全への動きが加速しています。今年6月には、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が発足し、10月には生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が開催されました。日本でも民間取組等と連携した自然環境保全(OECM)などの都市緑化における民間の力の活用についての議論が本格化しています。
この社会背景の中で、積水ハウスの20年間の生物多様性の取り組みを、ネイチャー・ポジティブ方法論として公開します。
「5本の樹」計画のネイチャー・ポジティブ方法論は、都市部における生物多様性を財務価値化するための方法論です。積水ハウスは、この方法論を一般に向けて公開し、認知を広げ、ノウハウを活用してもらい緑化の促進と生物多様性保全への貢献へつなげていくことを目指します。
「ネイチャー・ポジティブ方法論」公開サイト
https://www.sekisuihouse.co.jp/gohon_sp/method/
■将来予測される効果
共同検証の結果、1977年の樹木・鳥・蝶の種数、多様度指数、個体数を100%とし、「5本の樹」計画を開始前の2000年を基準として、緑地の劣化が著しい三大都市圏(関東・近畿・中京)