2022年3月22日 10:00
SDGsの浸透と共に、ソーシャルプロダクツが拡大 「生活者の社会的意識や行動を探るためのアンケート調査」の結果を公開!
ソーシャルプロダクツの購入経験者にその理由を質問したところ、「人や地球にやさしい取り組みに共感できるから」(47.8%)が最多で、「社会的課題の解決につながると思うから」(34.3%)が次点でした。さらに「取り組みが誠実に行われていると思うから」(23.5%)、「消費者としての責任だと思うから」(20.5%)が続くという結果になりました。
すなわち、人や地球にやさしい取り組みの背景にある想いやストーリーなどに「共感」できるか、そしてその取り組みがしっかりと社会的課題の解決につながっていると「実感」できるかが、購入を促進する鍵になるようです。
具体的にどのような活動内容を展開すれば、ソーシャルプロダクツに対する共感と実感が得られるのか、購入につながりやすいかについては(5)で検討していきます。
(3) ソーシャルプロダクツの購入理由
※10%以上の回答のみ表示
(4) ソーシャルプロダクツが購入されない理由は、「情報発信」「販路」の不足
ソーシャルプロダクツを購入しない理由や不満について質問したところ、「一般的な商品に比べて値段が高い」(30.3%)が1位に挙がりました。企業の立場とすれば、ソーシャルプロダクツはどうしてもコストがかかるため、価格面で消費者に受け入れられないと思いがちです。