くらし情報『尾張ゆかりの古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲初演 復曲能を観る会が名古屋能楽堂で11月12日に上演』

2022年9月12日 10:30

尾張ゆかりの古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲初演 復曲能を観る会が名古屋能楽堂で11月12日に上演

■演目/あらすじ
復曲能〈不逢森〉
鎌倉・亀江谷の商人(父)は昨年春から京の都に上り、今年の秋になっても戻りません。娘は父に逢いたさに都への旅に出ますが、慣れない長旅の途中、尾張国萱津宿で命を落とします。奇しくもその日、商人は同じ萱津宿に泊まり、亡くなったのは娘であることを知ります。嘆き悲しむ父は萱津の森の僧とともに娘を弔い、死者の霊を招き返すという反魂香を焚きます。煙の中に娘の姿を見た父は袖にすがろうとしますが、煙とともに再び娘は消えてしまうのでした。

狂言〈千鳥〉
太郎冠者は酒好きな主人に命じられ、酒屋に酒を取りに行きます。ツケの支払いも滞っていて気が進まない太郎冠者ですが、酒屋が酒を渡さないので隙を見て手に入れようと悪戦苦闘。話好きな酒屋の機嫌を取ろうと、尾張の津島祭や伊勢の浜千鳥の様子などを面白く話すのですが...。


仕舞〈小鍛冶 クセ〉
一条院から剣を打つよう勅命を受けた三条の小鍛冶宗近。有能な相槌を求めて稲荷明神に祈願に向かう途中で会った童子は剣の威徳を語り、宗近を励まします。今回は萱津神社の縁起に因み、日本武尊が敵に囲まれ草に火を放たれた折、剣で草を薙ぎ払って難を逃れたという「草薙の剣」

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