2022年12月12日 13:15
マトリクス、青森産業技術センター工業総合研究所と共同で全自動顕微鏡Diamanteの開発に成功 受注を開始
3Dプリンターとシングルボードコンピューター(ラズベリーパイまたはJetson nano及びArduino)を複数使用することで、高性能かつ大幅なコストダウンに成功しました。
■アプリ次第でスライドスキャナーにもなる
標本まるごとデジタル化するスキャナーであるWSI(Whole Slide Imaging)という医療機器は一般的に1,000万円程度しますが、Diamanteに開発予定のスキャナーアプリをインストールすると、低価格でスキャナーが使用できます。
■SONY製4Kカメラを標準搭載
Diamanteは低価格でも、画像にこだわり、SONY製の4Kカメラを2台搭載しています。顕微鏡で高解像な4Kカメラを搭載している実例はまだまだ少ないですが、当社では今まで培ってきた光学技術により、圧倒的高画質を実現しました。
■AIの開発現場にマッチするデバイス
現在、様々な企業や機関が診断の為のAIを開発しています。しかし、その画像を取得するデバイスはWSIしかありませんでした。Diamanteはオープンソース化(予定)により、そのような開発企業が簡単にDiamanteを制御し、画像を取得できるデバイスを提供いたします。