くらし情報『大震災・大津波からの避難 その時どう生徒を守り抜いたのか~全員無事避難することができた浪江町立請戸小学校~』

2023年3月7日 10:00

大震災・大津波からの避難 その時どう生徒を守り抜いたのか~全員無事避難することができた浪江町立請戸小学校~

尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 古澤紳一 ※以下、尾西食品)は、防災食・備蓄のリーディングカンパニーとして、”アルファ米”をはじめとする非常食を製造・販売。専門家のアドバイス、被災者の声を通して日常の防災意識を高める活動を進め、2021 年3月より、公式サイトにて防災コラムの発信をしております。

12年目の3月11日が近づいてきた今回は、福島県浪江町のなみえ創成小学校の佐藤信一先生に東日本大震災発生時のお話しを伺いました。浪江町は、東日本大震災による津波被害とその後の原発事故で全町民が避難を余儀なくされました。佐藤先生は、現在震災遺構となっている浪江町立請戸小学校で、当時教員をされており、教員方の迅速な判断と、多くの地域の人々の協力により、93名もの児童全員が無事避難することができました。「奇跡の避難」とも言われる当日のご経験を詳しくお話し下さいました。

大震災・大津波からの避難 その時どう生徒を守り抜いたのか~全員無事避難することができた浪江町立請戸小学校~

なみえ創成小学校 教諭
佐藤信一先生

■ 〜その時何が起こったのか〜
――地震が起きた時の様子を教えてください
当時私は教務主任でしたので、担任を持っていませんでした。あの日は1年生は既に下校していましたが、2年生以上は帰りの会の時間で、それぞれの教室にいました。

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