モノづくりの街・蔵前地区で、環境配慮×地域活性化×障害者支援を実現 地域で取り組む循環型社会「KURAMAEモデルプロジェクト」がソーシャルプロダクツ・アワード2023「環境大臣特別賞」を受賞
「KURAMAEモデル」の独自性と、そのモデルの適正規模をきちんと把握していること、さらにはコンパクトなモデルだからこそ、カスタマイズも容易と考えられ、この循環経済モデルが他の地域へ水平展開されることに期待したい」
●評価ポイント1:「KURAMAEモデル」で誕生した多彩なアップサイクル製品
KURAMAEモデルでは、地域のカフェ・焙煎店などで処分されていた素材から、次のようなアップサイクル製品を開発しています。企業のモノづくりの技術や専門家のアイデア、福祉事業所の手仕事などを組み合わせることで新しい価値を与え、生まれ変わらせることができました。
森のタンブラー
蔵前BLACK&WHITE
欠点豆レジンコースター
(上より)アサヒユウアス「森のタンブラー」、同「蔵前BLACK」「蔵前WHITE」、コバヤシ 「欠点豆レジンコースター」
●評価ポイント2:福祉作業所と地域をつなげ、支援とともに協働の場を広げる
「KURAMAEモデル」のプロジェクトでは福祉作業所が多様な仕事に挑戦し、地域と直接つながりながら工賃アップも目指しています。障害者も含め、誰もが自らの得意や意欲を活かして働ける協働の場を創出することによって、地域における働き方の可能性を広げます。