くらし情報『千葉・大多喜小学校、読書支援サービス『読書館』をICT利活用 児童の創造性向上と、能動的な意識変化』

2023年5月8日 10:00

千葉・大多喜小学校、読書支援サービス『読書館』をICT利活用 児童の創造性向上と、能動的な意識変化

<授業のねらいや工夫について>
・オリジナルの図鑑制作は、国語の授業の一環として取り組む。大豆について調べる(教科書「すがたをかえる大豆」国分牧衛著)というテーマを拡大して、「自分たちで調べた食材について書いて、みんなで図鑑化して、読書館に載せよう」というねらい。
・「校内の研究」において『読書館』を活用した授業を実施(教育事務所による国語教育の校内研究の一環)

<効果>
・図鑑の制作段階から読書館への掲載を前提としているため、執筆への活気が見られた
・生徒による自発的に客観的な見られ方への工夫が見られた
・クラスを超えた公開範囲への意識付け
・読書館に掲載されることによる生徒の図鑑制作への高揚感が見られた
・読書館掲載で生徒への図鑑の一斉供給が容易に
・図鑑を作って終わりではなく、掲載配信されてからできることや気付きがある。・紙書籍に抵抗のある児童でも“電子書籍なら読める”などのケースもあり、読書量の増加の効果も見られる。

<電子書籍化>
・電子書籍化することで完成した図鑑を一斉に供給することが可能になり、紙で行うことと比較すると教員の負担軽減や資源削減の面から見て、大きなメリットのひとつ
・図鑑を作って終わりではなく、コンテンツを閲覧しながらできることなども電子書籍化の魅力

<参加型サイトの機能>
・読書館は読者側の立場に留まらず、コンテンツ執筆・編集・配信側の立場としてコンテンツ制作に携われることが、生徒を能動的な意識に変えている事が今回の事例から新たにわかった。

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