2023年8月4日 10:00
ゼロから始めるPythonプログラミング入門講座2万名突破、小中高学生の受講者急増
最初に学ぶべきプログラミング言語は簡単なものが良いはずなのですが、実際のプログラミングスクールでは「PHP」や「Ruby on Rails」を教えていることが多いです。
というのも、WEB系開発エンジニアになることを想定したカリキュラムだからです。
そのために、プログラミング以外のHTMLやCSSの知識や、サーバー環境構築、データベース設計など多くの知識を詰め込む必要があり、キッズ向けスクールと大きな断絶を感じます。
Javaを教えるスクールも同様の理由で、大手企業の業務基幹システムがJavaで作られていることが多く、未だにJavaエンジニアが求められているからです。
このように就転職向けのプログラミングスクールとキッズ向けのプログラミングスクールに大きな隔たりがあります。
Scratchを学習した後に通えるプログラミングスクールが少ないのは、プログラミング教育業界の今後の課題と言えるでしょう。■Scratch卒業者のスクール選びのポイントとは?
せっかく現役エンジニアと同じようにトライ&エラーの行動力が身についたのに、「授業を聞いて理解してから書いてみる」という従来の学習方法に戻るのは本質から外れているといえるでしょう。