くらし情報『「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!』

2023年9月15日 10:30

「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

に亡くなるまで、多くの作品を残しました。大正時代は、「大正デモクラシー」という言葉に代表されるように、政治、社会、文化とあらゆる面で変化が起こった時代でもあります。文学界でも、作家たちが複数の派閥に分かれてそれぞれ雑誌を発行するなど、非常に華やかな時代でした。近代化が進む中で、新時代への期待を語る作品もあれば、不安定な時代に退廃的な思想を語る作品、耽美的な作品なども登場しました。そうした中で、龍之介は「江戸」(江戸情緒)と「東京」(近代化)を内包し、その狭間でさまざまな葛藤をした作家といわれています。

「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

Photo.12 『煙草と悪魔」』昭和10年(1935) 荻原星文館版 たばこと塩の博物館蔵

「煙草と悪魔」は、大正5年(1916)11月に『新思潮』誌上に発表された。


「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

Photo.13 「河童」が掲載された『改造』(1927年3月号) たばこと塩の博物館蔵

「河童」は晩年の代表作として有名で、龍之介の命日7月24日が「河童忌」と呼ばれるのはこのため。

【関東大震災と芥川龍之介】
大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災は、東京・神奈川をはじめとする関東一円や伊豆諸島に大きな被害をもたらしました。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.