くらし情報『「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!』

2023年9月15日 10:30

「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

龍之介もここで水泳を習った。

02 学生時代・作家への道 ~龍之介と学校制度~
龍之介は、明治30年(1897)に回向院にあった江東小学校附属幼稚園に入園、その後、江東小学校(現・両国小学校)、東京府立第三中学校(現・両国高校)へと進学しました。幼い頃から成績優秀だった龍之介は、帝国大学の予科として位置付けられた第一高等学校に無試験検定(推薦)で入学を許可され、大正2年(1913)、東京帝国大学文科大学英文学科へ進学しました。
龍之介が学校教育を受けた明治30年代から大正初期は、江戸時代とは全く異なる戦前の日本の学校制度が整備された時期にあたり、龍之介は近代教育の申し子と言えるような履歴を辿った人物でもあります。
龍之介は、大学入学の翌年には菊池寛、久米正雄らと共に同人誌『新思潮』(第3次)を刊行、大正4年(1915)年には代表作の一つとなる「羅生門」を『帝国文学』に発表しました。さらに大正5年(1916)に発表した「鼻」は漱石に絶賛され、芥川龍之介の名が文壇に広まるきっかけとなりました。

「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

Photo.10 「東京府立第三中学校」絵葉書 個人蔵
「芥川龍之介がみた江戸・東京」をたばこと塩の博物館(東京・墨田区)で9/16~11/12開催!

Photo.11 「東京帝国大学」絵葉書 個人蔵

03 龍之介と大正・昭和という時代
芥川龍之介が作家としての名声を得たのは大正時代で、昭和2年(1927)

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.