くらし情報『バイリンガルの子どものことばと心の発達について 神戸松蔭女子学院大学 久津木 文教授へのインタビュー記事を公開』

2023年9月20日 11:00

バイリンガルの子どものことばと心の発達について 神戸松蔭女子学院大学 久津木 文教授へのインタビュー記事を公開

そのため、バイリンガル環境で育つ子どもの言語はもちろん、認知能力や社会性の発達についても周りの大人が理解を深めることは、当事者である家庭だけではなく、社会にとっても重要です。モノリンガルかバイリンガル/マルチリンガルかにかかわらず、すべての子どもたちが自分の能力や可能性を最大限に発揮できるような社会にするためにも、久津木教授が取り組む研究テーマはますます重要になってくると考えられます。(取材:IBS研究員 佐藤 有里)

【久津木 文教授 Profile】
神戸松蔭女子学院大学 人間科学部 心理学科、文学研究科 英語学専攻、文学研究科心理学専攻 久津木 文教授
専門は、発達心理学。なかでも、言語と心理の発達の関係に関心を持ち、特に日本語を含む多言語を獲得しながら育つ子どもを対象に研究。多様化する環境のなかでことばと心の健やかな育ちを支えるための環境づくりに役立つ基礎研究を主に行っている。主な研究テーマは、乳幼児期の子どもがどのようにしてことばを含むコミュニケーション能力を発達させていくのか、その基盤となる社会性や認知的能力について。神戸大学大学院 文化学研究科にて博士号を取得。独立行政法人 科学技術振興機構(京都大学)

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