東京国立博物館で今年も春の恒例企画「博物館でお花見を」を3月12日(火)~4月7日(日)に実施
全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。
桜蒔絵十種香箱
2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)
筆者不詳 江戸時代・17世紀
2月20日(火)~4月7日(日) 本館7室にて展示
犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。
犬追物図屏風(右隻)
3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)
鳥文斎栄之筆 江戸時代・18世紀
3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示
桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。
金龍山桜花見
4. 振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)
江戸時代・18世紀
3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示
枝垂桜が肩にかかる模様を友禅染で表します。上下にわけるスタイルは江戸時代中期に流行しました。
振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様
5. 桜下婦女図(おうかふじょず)