2024年2月27日 09:30
<イベントレポート>2024年2月6日(火) アルバ・エデュ主催 第2回「話す力を育成する官民合同シンポジウム」
そうではなく、相手に自分の考えを1人称で話せることが重要。経団連の調査でも、社会で必要とされる能力のトップはコミュニケーション能力だが、実際には話せない社会人が多数という状況が続いている。今こそ、子どもだけでなくすべての国民に「話す力」が必要である。
2. パネルディスカッション
続いて、お集まりいただいた官民のみなさまにて、「話す力」をテーマに意見交換を実施しました。
パネルディスカッション
【国際通貨基金アジア太平洋地域事務所長 吉田昭彦 様】
※「吉田昭彦」の「吉」は「土の下に口」が正式表記。
吉田昭彦 様
国際通貨基金(IMF)では、多様な出身国の職員が働いている。英語が非ネイティブの職員も少なくないが、多少英語がつたなくとも、自信をもって話している。一方、日本人は面接等での自己アピールが控えめで、損をしていると感じる。国際機関で働くうえではセルフプロモーションがとても重要。そうした点を強めていければ、日本の国際的な存在感を高めることにつながるだろう。
【株式会社ポーラ代表取締役社長 及川美紀 様】
及川美紀 様
国内企業においても「話す力」は非常に重要である。現代は新しい価値観・概念が次々に出てくる時代であり、先人がやってきたことがすべて正解とは限らない。