くらし情報『難民絵本100冊ワークショップから生まれた「なまえ」がテーマの翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』が5月30日に出版』

難民絵本100冊ワークショップから生まれた「なまえ」がテーマの翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』が5月30日に出版

の原作コンビでもあります。カードラはソマリア政変で難民となった両親の亡命先で生まれ、長年、難民支援にも携わってきました。

■『ぼくのなまえはサンゴール』が翻訳された経緯
『ぼくのなまえはサンゴール』の原書「My name is Sangoel」は、日本国際理解教育学会の特定課題研究(2016-18年)のひとつ「難民問題から国際理解教育を問う」の一環として収集された難民絵本(難民をテーマとした絵本)100冊余のうちの一冊でした。翻訳した小野寺美奈さん(東洋大学助教)、當銘美菜さん(目白大学専任講師)、山西優二さん(早稲田大学名誉教授)、前田君江さん(東京大学非常勤講師、ゆぎ書房代表)の4名は、同研究プロジェクトの絵本タスクチームとして、収集した絵本を用い、早稲田大学などで10回に及ぶ難民絵本の読みあい・語りあいワークショップを開きました。参加者は学生や研究者、難民支援に関わる人たち、ときに高校生や小学生も加わりました。英語絵本はメンバーで翻訳し訳文を添えて、参加者とともに読みました。
『ぼくのなまえはサンゴール』もそうした作品のひとつでした。

国際理解教育において、難民となってしまうこと、難民となった人たちのことを如何に学ぶかは、いま世界で起きている様々な問題すべてと関わる大きな課題です。

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