映画『ロマンチック金銭感覚』9月20日・24日・26日にテアトル梅田にてレイトショー上映とトークイベント開催!監督の緑茶麻悠が描き下ろしたアート作品を展示販売
緑茶麻悠監督と佐伯龍蔵監督は、これから須要となるであろう社会の在り方を、都会から離れた視点を用いながら多角的な提言を試みている。重要なのは、ふたりが被写体となっている点だろう。それは、フィクション性とドキュメンタリー性を伴わせながら、映画のジャンルをも横断させ、虚構と現実とを曖昧にさせてゆく由縁でもある。そして、社会における現在進行形の問題における論点をも曖昧にさせてゆくことで、観客の脳裏に問題意識を芽生えさせてゆくという仕掛けまで為されていることは、何ともアッパレだ。
松崎健夫(映画評論家)
税金やら決算やらクソ忙しい春の終わりに、りゅうぞう君からこの映画が届いた。
支払い、振込、手数料。
自由でいたいと思っているのに気づくと「お金」にせき立てられ、がんじがらめに縛られている。そんな時こそ、一服してりゅうぞうくん達と一緒に「お金」の事を考えてみるのも悪くない。
相澤虎之助(空族)
私はもう十年以上、お金の仕組みのおかしさを伝え続け、映画やドラマなど、何らかのストーリー仕立てにした方が伝わりやすいのではないかと考えていましたが、これがとても難しくて、実現はなりませんでした。それが今回の「ロマンチック金銭感覚」