くらし情報『日本の食を支える“発酵県ちば”が誇る発酵文化の魅力を深掘り!』

日本の食を支える“発酵県ちば”が誇る発酵文化の魅力を深掘り!

見た目は粒みそ、風味はしょうゆに近く、箸でつかむことができるため「食べるしょうゆ」とも呼ばれます。
その「ひ志お」を天然醸造する「銚子山十」は、紀州広村(現在の和歌山県 有田郡広川町)で1630年(寛永7年)に創業。銚子では1708年(宝永5年)に開業しており、その歴史は400年近くにも及びます。今も昔と変わらぬ道具を使い、同じ製法で作る「ひ志お」は、ご飯のお供や、和食の調理だけでなく、パスタやステーキソースなど活用方法も様々。万葉集にも詠われ、悠久の時を感じさせる発酵調味料を食卓に加えてみては。

所在地: 銚子市中央町18-3
HP :https://www.hishio.co.jp/

<利根川・江戸川を利用した水運によって栄えた発酵文化>

日本の食を支える“発酵県ちば”が誇る発酵文化の魅力を深掘り!

下総国醤油製造之図(「大日本物産図会」所収)

しょうゆの歴史は、室町時代に遡るといわれ、室町時代後期には、近畿地方で盛んに生産され、江戸時代初期には既に江戸を中心とした関東地方に近畿地方で造られたしょうゆが送られていたという記録が残っています。
江戸時代中期に入り、そばやうなぎ、江戸前寿司などの江戸の食文化を支える濃口しょうゆの生産の中心として発展したのが下総国の銚子と野田でした。

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