オフィスビル「バイオフィリアプレイス 南青山」がグッドデザイン賞を受賞 多様化する働き方に対応する環境づくりを評価
最後まで微細な調整にもご対応頂きましたことに感謝いたしております。
<おわりに>
新居先生をはじめ多くの方のお力を頂き、当物件は完成しました。当社として所有していることを誇りに思えるような物件になりました。
私たちは所有し、管理する立場として、コンセプトを維持し続けることに努めてまいります。建物は入居者により顔を変えますので、私たちのコンセプトにご理解いただける方に入居頂き、一緒にBiophiliaを作っていきたいと考えております。また、当社で常に目を掛けておけるよう、当社事業を入居させることにいたしました。
【審査員評価】
前面ファサードの凹凸によって、日の当たり方が様々なヒューマンスケールの居場所が、窓の近くやテラスとして多く生まれている。それだけでも非常に魅力的だが、四方向に窓を確保したことで十分な通風を確保しつつ、ファサードの凸凹が風を和らげる効果もあり、室内に心地よい風を取り込むことができるという。
天空率を最大限活用し、環境シミュレーションも掛け合わせることで、生き生きとしたファサードと人の居場所が実現されていることを評価した。緑が繁っていくと、凸凹のファサードと相まって、より有機的な表情になってくると想像している。