Japan to the World! 世界を舞台に活躍するファッショニスタたち Vol. 2
日本でもドイツブランドの毛糸は人気ですし、お店で見かけることも多いと思いますが、ベルリンに来てから日本では無名の可愛い糸がまだまだたくさんあることに気づいたのです。インディペンデントなブランドの毛糸は日本では出回っていないし、そういった毛糸のオンラインセレクトショップをやりたいと思っています。そしてドイツの独特な色合いやデザイン、配色の仕方を紹介できる場を作りたいです。ドイツの毛糸って楽しいですよ!
周囲の人には毛糸屋さんをやるなら繊維産業が盛んなイタリアもオススメだよと言われることもありますが、私はあくまでドイツに居たいなと思っています。ニットの活動に限らず、そもそもドイツが好きなのです。ドイツ語の響きも好きだし、文化も暮らしも、なんだか自分にしっくり来た気がします。
おわり
絶妙な配色を得意とし、独創的でありながらも実用性を感じられる作品づくりを続けるリナさん。彼女の制作のインスピレーションは、街中に点在しています。
日々目にするものを吸収し、自分らしいカタチで表現する彼女のスタイルにはあくなき好奇心と閃き力が欠かせません。
ニット制作にすべてを捧げた名古屋での生活を経て、リナさんはいまベルリンで新しいニットとの関わり方を模索しています。