バレても不倫を続ける夫「…今日は帰って」キスをねだる不倫相手に放った言葉の真意は?
沙彩「いえ。兄がお世話になっております」
ほっと胸をなでおろす宗太を見ながら、沙彩がにっこりと笑う。
林「じゃあ、また」
沙彩を家に入れると、宗太は鋭い視線を投げかけた。
宗太「どういうつもりだよ」
沙彩「どうゆうって…迷惑だった?」
沙彩が宗太に抱きつく。
沙彩「そんな怖い顔しないで。私は宗太先輩に会いたかっただけ」
キスをねだろうとする沙彩に、宗太は顔をそむける。
宗太「…今日は帰って」
沙彩「なんで?私のこと嫌になった?」
沙彩の瞳にいっぱいの涙が溜まる。
宗太ははーっと息をつくと、沙彩を抱きしめた。
沙彩「やっぱり優しい先輩、大好き♡」
沙彩がうっとうしくなる。
宗太の頭は、さらさとひなたのことだけになっていた。
ネットショップは2か月も半分が終わろうとした朝…-
さらさは携帯を開いて、飛び起きる。
さらさ「えーーーーーーーーー!」
つづく
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