テレビはNG…俗世間から一線を置く神職修業時代~「楽天的な男」歌う神主・壮紫【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1
1週間、1日も休みがないときもあります。
仮に休みを選ぶとしたら、仏滅の日に休むというのはありますね。なぜかと言うと日本では、大安の日に結婚式を挙げたり、仏滅の日はお祝い事を避けたりする習慣がありますでしょう?
これは実は、神社とは一切関係がないんですね。でも、参拝者の方が気にされるため、我々もこちらに左右せざるをえないわけです。ですから、仏滅だと神社は暇だったりするんですよ。それが、おおよその休みの目安にはなります。ただ、土・日曜日は基本的に休みはありません。土・日明けの月曜日は休みのことが多いですね。
Q.9 神主の仕事に定年はありますか?
会社組織に値するような大きな神社であれば、65歳が定年となります。けれども、神職としての引退はありません。神の道というのは生涯を通しての道ですから。
Q.10 神主の職務で大変なことは?
常に律することではないでしょうか。人間、どうしても甘えだとか、楽な道を選びがちですが、神社に身を置く神職としては、常に自分を追い込む姿勢が大事だと思います。これは学生時代の修行のときに先輩にたたきこまれたことです。
もし手が空いているのであれば掃除をする、常に神様にご奉仕をする、神様のことを考えて行動する、というのがあります。