彼氏が会ってくれない…間違い探し思考にハマる女性の落とし穴
のだと思います。
相談者さんの悩みの根源は、「彼氏が会ってくれない」ことではなく「彼氏と自分の違い」を、「どちらが正しくて、どちらが間違っているか」という、別の軸に当てはめて考えてしまっていることなんじゃないかなあと思います。
■「間違い探し思考」の落とし穴
誰かとの関係の中で不満や不安が心に浮かんだとき、「間違っているのは私?あの人?」という「間違い探し」を始めてしまう人は少なくありません。
それはなぜかと言うと、どちらかが間違っていてどちらかが正解であるという結論を得られれば、ひとまず「納得できる」からだと思うんです。「どっちが悪いか」という問題に落とし込んで「悪いほうが改めるべきだ」という一応の解決策を得れば、あとは悪いほうの責任ということになる。そうすれば二度とこんな不満や不安を感じずに済むはずだよね、と。たぶん、子供の頃からの積み重ねで習慣になっている、というのもあるんじゃないかなと思います。喧嘩している2人の子どもに対して「どちらが悪かったのか」を聞き出し、悪かったほうを謝らせる大人は多いものですよね。
人間関係がシンプルな子供の頃は、この方法でもそれほど問題を生まなかったかもしれません。