結婚できないのは「恋愛至上主義」社会の弊害?非婚の時代に恋愛と結婚を考える
一方、フランスの小説家アンドレ・モーロワは、こんなことを記しました。
「真に結ばれた夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。ともに年老いることの楽しさが年老いることの辛さを忘れさせてくれる」
この人がいれば、どんな苦境も乗り越えられる、年を重ねるのが楽しい、と思える相手となら、長い夫婦生活も幸せを感じながら歩んでいけそうです。
“楽しい今日”を求める恋愛と“楽しい生活”を求める結婚は、全くの別物ではないものの、二アリーイコールといえるでしょう。
恋愛至上主義の現代だからこそ、両者を切り分けて考えるべきなのかもしれません。
■家族になるとはどういうこと?
恋人として恋愛を堪能していたふたりの関係は、結婚して夫婦、そして家族になることでさまざまな変化を迎えます。
大きく変わるのは見る方向。お互いを見つめ合っていた関係から、ふたりで同じ方向を見て協力していく、二人三脚のパートナーになるのです。
自分たちの将来や子どものことなど、一生続いていく線路をひとつずつ歩んでいきます。
また、ふたりにとって大事なものが、トキメキや刺激から信頼と安心に変化。お互いに心を許し合っているからこそ、ピンチのときも助け合える関係へと変わります。