2017年8月18日 15:00
生理がつらくて日常生活が困難?それPMDD(月経前不快気分障害)かも
月に一度の生理。女性の体にとって大切なことだけれど、何かと気が重い…という人も少なくないでしょう。
ところで、みなさんは、「PMS」をご存知ですか?
「月経前症候群」と言われる症状で、生理の3~10日くらい前から、気持ちや体が変化してきて体調に影響することを指します。
その症状は非常に幅広くて、肌荒れ、イライラ、落ち込み、腰が痛い、お腹が張る、疲労感がある、などなど。
■「PMS」は適切に対処している人も多い
ただ、生理直前や生理期間中にはおさまることが多いので、「PMS」がひどい人は、たいてい、自分の体のサイクルを把握している様子。
毎月のことだから、薬を服用したり、かかりつけのお医者さんに相談したりと、適切な対処をしている女性も多いのでは?
■「PMDD」って知ってる?
もうひとつ、最近注目されているのが「PMDD」。「月経前不快気分障害」という症状です。
こちらは生理前になると、イライラや情緒不安定、落ちこみ、不安感など、主に精神症状が強い状態。そのことにより、日常生活に支障が出るというのも特徴のひとつと言えます。
「PMDD」専用のチェックシートがあるのですが、その項目は、「激しいうつ状態、自己否定感、絶望感がある」