紗倉まな×峰なゆか:非モテに悩んだから『アラサーちゃん』が生まれた【前半】
峰:うんうん。
紗倉:だから、意外と言ってるだけで実践してるタイプじゃないんじゃないか、実際はそんなエロくないんじゃないかって思ってて。
峰:あ~、そうなんだ。私はホント、春樹をずっと性的に見ていて・・・(笑)だから著者近影を見て勝手にショック受けちゃって。
紗倉:前に、オトコとしての村上春樹みたいなの、イベントでも話されてたの見たんですけど、それもやっぱり、そういう視点で?
峰:そうですね。何かの特集とかで、村上春樹の書いたこれまでの濡れ場を解説するみたいなのがあって、ぜんぶ読み返して。ぜんぶの濡れ場に付箋貼ってめちゃくちゃ大変で・・・。さすがにまとめてそればっかり読むと、こいつ、フェラチオばっかさせて全然クンニとかしねーな!みたいな、マグロ感が伝わってきて。
紗倉:村上春樹もそこをツッコまれるとは思ってないでしょうね、絶対(笑)
■◆田舎に夢は眩しすぎた
紗倉:昔から読まれてたんですか?春樹は。
峰:う~んでも、18歳を過ぎてからですかね。昔は日本人作家のものを全然読まなかったので。19歳以降ですね。
紗倉:そうなんですね。漫画は昔から描いてたんですか?
峰:小学生の頃から漫画家にはなりたくて、よく絵は書いていたんですけど諦めて。