という一言。この一言があることで彼はミットを手に取る必要性を感じます。
つまり、彼に「これから自分に重要なメッセージが投げられるかもしれない」という心構えを持たせるのです。
次に「昨日、今まで付き合ってきた人とか思い出してたんだ」という描写があることで、「ふむふむ、そんなことをしていたんだね」とあなたの感じていたことを追体験できるわけです。
そして「わたしと出会ってくれて本当にありがとう」という思いに至った理由が説明されていますね?
この「理由」があることで、「なぜそう思ったのか?」というモヤが晴れた状態になるので、あなたがまさにボールを投げようとしているのが見えてくるわけです。
ここで初めて彼は、「OK、言いたいことがあるんだろ。ここを狙って真っ直ぐストレートを投げてこい!」とキャッチャーのごとくミットを差し出せるわけです。
そこに、「わたしと出会ってくれて本当にありがとう」というボールがスパァン!と入るので、彼はズキューン!となるわけです。
この間は、およそ6〜7秒。短い時間かもしれませんが、どれだけ受け手側への配慮ができるかが勝負です。
■長くなるなら、LINEに頼らず直接伝えよう
とはいえ、思考の過程を全部公開すればいいとは言ったものの、ものすごく長文になるなら、そして、それをまとめる文章力に自信がないなら、LINEで送るのはオススメしません。