《回転寿司炎上界隈史上、最悪の迷惑テロ動画見つかる》いま、こんなフレーズが付けられた動画がSNS上で拡散している。回転寿司チェーン『スシロー』で撮影されたものとみられるわずか13秒ほどの動画。まず少年は商品を紹介するポップが載った皿に向かってアルコールスプレーを噴射し、続いて実際に寿司が載っている皿にもスプレーを吹きかけたのだ。少年がその皿を自分で取る様子は映っていなかった。動画に映り込んだ季節限定メニューなどから、撮影されたのは22年秋ごろとみられる。スシローの運営会社「FOOD&LIFE COMPANIES」は本誌の取材に対して、「動画が拡散されていることについては認識しておりますが、『スシロー』で撮影されたものなのか、現在調査中です」とした上で、「当事者がわかり、内容の確認ができましたら他の事案と同様に刑事、民事の両面から厳正に対処していまいります」とコメントしている。今回、アルコールスプレーを寿司に吹きかけた少年をめぐっては、動画が拡散されるやいなや、個人情報を特定する動きが。真偽は不明だが、早くも少年の名前や通う中学校名がネット上では広まっている。そこで、通っているとされている中学校に問い合わせると、次のように回答があった。「このような情報を受け、大変驚いています。事実関係は調査中で、関係機関と連携して対応して行きます」「スシロー」では、1月下旬に別の少年が醤油のボトルや湯呑みを舐め回し、レーン上の寿司に唾液をつける様子を収めた動画が話題になったばかり。少年の本名や通う高校名などもネット上で拡散され、すでに高校を自主退学したという報道も。一度の悪ふざけが人生を狂わせる。軽はずみな行為の代償はあまりにも重い。
2023年02月24日今年に入って飲食店内での迷惑行為を撮影した動画が続出しているが、ここにきて“凶悪”な動画がSNS上で出回っている。内容は、回転寿司店内で少年が、レーンを流れる寿司に向かって消毒用のアルコールスプレーを吹きかけるというもの。まず少年は商品を紹介するポップが載っている皿にアルコールスプレーを噴射。続いてレーンを流れてきた2皿目、3皿目には実際に寿司が載っていたが、それにもスプレーを噴射した。販売されている商品の種類などから、回転寿司チェーン『スシロー』で、22年秋ごろに撮影されたものとみられる。1月下旬に湯呑みや醤油ボトルを舐め回す動画が拡散し、時価総額が一時約170億円下落するなど大打撃を受けたスシロー。消毒用アルコールが噴霧された寿司を誰かが飲食した場合、健康に被害を及ぼす可能性はある。実際、鳥取県内で昨年5月に消毒用アルコールを舐めた5歳の女児が、急性アルコール中毒で搬送されるという出来事も起こっており、かなり悪質といえる。わずか13秒ほどの動画だが、たちまち拡散され《寿司テロ》というワードがツイッターのトレンド入り。少年が通っているとみられる中学校まで特定する動きが広がっている。今回の動画に対して、SNSではこんな声が。《もう回る寿司には行けない》《今、中学生がスシローで回転寿司にアルコールを噴射したことが話題になってるけど、 子どもにSNSをやらせないほうが賢明かもね》《スシローのアルコール事件は死人が出る ぺろぺろ野郎とかわさびやろうとかまだ可愛いレベル》「スシロー」の運営会社「FOOD&LIFE COMPANIES」に問い合わせると、「動画が拡散されていることについては認識しておりますが、『スシロー』で撮影されたものなのか、現在調査中です」とのこと。また、店内での迷惑行為が相次いでいるが、今回の件に関しても、「当事者がわかり、内容の確認ができましたら他の事案と同様に刑事、民事の両面から厳正に対処していまいります」とコメント。さらに、「スシロー」は2月3日より運営方針の変更を表明しており、“タッチパネルで客が選んだ商品のみレーンで提供”“客が誤ってレーン上の商品に触れてしまうことのないよう、席とレーンの間にアクリル板を設置”と、店舗運営方法を一時変更することも発表している。真相究明が待たれる。
2023年02月24日「今回の地震では、多くの建物が倒壊し、たくさんの死傷者が出ました。日本であれだけ大規模な倒壊が起こる可能性は耐震性の違いからも考えにくいですが、過去の国内で発生した地震において、建物の倒壊は実際に起きています」そう語るのは、防災対策に詳しい危機管理教育研究所の国崎信江さん。トルコとシリアの国境近くで発生した大地震では、すでに4万3千人超の死者が確認されている。また被災地では5万棟以上の建物が倒壊、または倒壊の危険があるとも報道されている。日本の耐震基準が厳しいとはいえ、まだまだ古い建物もたくさん残っている。近い将来、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生するといわれているなか、不安を抱く人も多くいるだろう。「やはりふだんからの備え、そして発生時にどのような行動をとるか。その判断が生死を分ける重要なポイントになります」もし自宅や外出先で巨大地震が発生した場合、私たちはとっさにどういう行動をとるべきか。今回は国崎さんに“命を守る行動”のポイントを、シチュエーション別にアドバイスしてもらった。【寝室ではまず“家具の横”へ】寝室には家具を置かないことがいちばんだが、家具がある場合、大きな揺れが発生したら“家具の横”に避難すること。家具の正面にいると、倒れてきて下敷きになってしまうことも。ぶつかって負傷すると、部屋から脱出するときに避難そのものが遅れてしまう。【古い一軒家には耐震ベッドを】築年数が古く、耐震住宅ではない一軒家の場合は、寝室などに耐震ベッドや耐震シェルターを設置したい。巨大地震によって建物が倒壊しても、そのスペースにいれば圧死を回避できる可能性が高くなる。ベッドなどは約20万円〜。自治体から補助金が出る場合もある。【ビル内ではエレベーターホールへ】オフィスビル内で大きな揺れが発生した際は、天井の崩落や照明器具の落下、書類棚やOA機器の転倒、落下物などに備えるために事務机、会議用の大テーブルなどの下にもぐる。揺れが収まったら、周囲に危険なものが少ないエレベーターホールを目指して、素早く退避しよう。【エスカレーターでは手すりにしがみつく】運転中のエスカレーター上で大きな揺れが発生したら、振り落とされないよう手すりにしがみつき、「つかまって!」と前後にいる人たちにも大声で伝える。踏段が崩落する恐れがあるので、揺れが収まったら素早くエスカレーターから離れ、非常階段を使って屋外に脱出する。【スーパーでは従業員通用口付近へ】発生直後、買い物かごなどですぐに頭部を守る。そして商品の陳列棚から離れる。近くに従業員だけが出入りできるバックヤードがあれば、その前で揺れが収まるまで退避。バックヤードの出入り口前の空間は棚などがないことが多く、倒れてきたものによって負傷するリスクが減る。【“地下からの脱出”は焦らずに】地下街は地上よりも揺れが小さく、耐震構造であるためむしろ安全。地下にいると“生き埋め”になると心配しがちだが、地下街は30m以内に地上への出入り口が設けられているので焦らないこと。揺れが収まってから、すみやかに地上の安全な場所に移動する。【揺れたときは電信柱からは離れる】道路上では、周囲や頭上に倒壊しそうな塀や落下物の危険がなければ、揺れが収まるまでその場でじっとしておく。その際、信号機や電柱にはしがみつかないこと。根元部分が腐食している場合もあるので、大きな揺れによって折れたり、倒壊する恐れがある。【電車内では手すりをつかんで身を低く】走行中に大きな地震が発生した場合、電車は急停車する。その際に体が投げ出されないよう、つり革や手すりにつかまり身を低くしよう。横転などしていない限り、電車内は比較的安全なので、2次災害に遭わないためにも、焦って電車の外に出ようとしないこと。自宅では建物倒壊により圧死しないように、外出先では落下物の下敷きにならないように、生き残るための知恵を頭に入れておこう。
2023年02月24日「松山さんにとって、主演を務めた『平清盛』(’12年)以来、11年ぶり2度目の大河ドラマ。家臣団のなかで、“イカサマ師の嫌われ者”というキャラクターを、軽妙に演じています」(テレビ誌記者)『どうする家康』で徳川家康(松本潤)の家臣・本多正信役を好演する松山ケンイチ(37)。正信は、歴史上では、最初は“鷹匠(大名の鷹狩りのために、鷹を飼育・訓練する人々)”だったといわれる人物。劇中では正信が鶏の世話をする様子が描かれたが、私生活の松山とも通ずるところがあって……。「’19年から妻の小雪さん(46)と3人の子供とともに、都会と田舎の2拠点生活中。田舎の家があるのは北日本で、畑で野菜やりんごを自然栽培し、生ごみをエサに鶏を飼育する自給自足の生活をしています」(芸能関係者)さらに注目すべきは肉の調達。《自分で仕留めて自分で調理してそして食べる。「これが肉なんだ」って理解できたんですよね》(「エスクァイア日本版」YouTubeより)と松山が取材で語るとおり、自ら“狩り”に出るという。「彼が狩猟を始めたのは30歳ぐらいのとき。“お店で肉を買うだけでなくその間の苦労を知るべきでは”と思うようになったのがきっかけだそう。“師匠”と慕う猟師さんに同行するようになり、その後は自ら害獣駆除の資格と狩猟免許を取得。解体した肉は、小雪さんがステーキやハンバーグ、鍋物などに料理してくれるそうです。昨年、小雪さんとともに獣皮を活用するブランドも立ち上げています。業者に送る前に鹿や熊の皮から余計な肉をナイフで削ぎ落とすそうですが、自ら丁寧に作業するそうです」(前出・芸能関係者)そんな松山がハンターとして“意識”する人物がいる。「東出昌大さん(35)です。山籠り生活の話が、松山さんの耳にも届いたようで……」(舞台関係者)東出は昨春から“山暮らし”を始め、狩猟しながら生活していると明かしている。狩猟歴は約4年。「東出さんは“単独忍び”という1人でする難易度の高い方法で狩猟をすることが多いようで、腕前はかなりのものなんだとか。それで仕事関係者が、“東出さんの狩りの腕がすごいらしい”なんて話をしたら、嫉妬心が燃えたのか、“俺も鹿を自分で狩ってさばいたりしてるから……”と松山さんも自分の猟の話をしてくれたそうです」(前出・舞台関係者)狩猟界の“宿敵登場”だが、仲間意識も感じているようで……。「松山さんは、ムロツヨシさんら俳優仲間に田舎生活のよさを話すことがあるそうですが、みんな『俺らにはできない』という反応だそうで(笑)。狩猟をやっている俳優は珍しいので、東出さんに共闘意識も持っているようです。東出さんとは共演歴はあるものの頻繁に連絡を取り合う仲ではないので、“いつか一緒に狩猟できたらいいかもね”とその仕事関係者と話していたと聞きました」(前出・舞台関係者)どうする東出!?
2023年02月24日“国際派女優”とも“お騒がせ女優”とも呼ばれながら、昨年7月にその波乱万丈な生涯を閉じた女優・島田陽子さん(享年69)。晩年、彼女のマネージャーを務めていた福島浩一朗氏がこの度、沖縄県の尖閣神社の社務所長に転身した。故郷の埼玉県から石垣島に単身移住し、第二の人生を送っている。東シナ海を行き来する船舶の安全を願って尖閣諸島の魚釣島に尖閣神社が建立されたのは’00年のこと。ところが’04年3月、魚釣島に不法上陸した中国人活動家によって破壊される事件が発生。その後、壊された祠を持ち帰り、有志らの尽力によって’19年に現在の地に移設・再建された。今年の2月18日には3年ぶりとなる例大祭が盛大に執り行われたばかりだ。芸能マネージャーから宮守になった理由を福島氏はこう語る。「僕は、地元の本庄市長選に立候補した昨年1月に島田さんのマネージャーを辞めました。選挙は惨敗だったのですが、投票日の二日後に石原慎太郎元東京都知事が亡くなられて……。石原さんといえば都知事時代に尖閣諸島を都で購入すると表明して、国有化に導いた尖閣諸島に大変な功績があった人ですから、運命を感じてしまいました。尖閣神社は’19年の再建から社務所はずっと無人だったんですよ。台湾有事が叫ばれる中、誰かが守らなくてはいけない。そこで、自分がやろうと手を挙げたわけです」市長選に続いて、尖閣神社の宮守に“立候補”したというわけだ。現在は境内にある社務所に住み込みで暮らしているという福島氏。無人だったため社務所内は手つかずの荒れ放題で、ガスも通っていなかったためカセットコンロで調理をしているという。それでも元芸能マネージャーらしく、早くも商才を発揮しているようだ。「島に移住して神社を守るといっても、自分の生活費は稼がなくてはなりません。そこで思いついたのが『旭日ダルマ』(大3000円、小2000円)という神社限定の縁起達磨です。同じデザインの『御朱印帳』(初穂料込み4000円)も開発しました。例大祭ではありがたいことに、ダルマを一人で40個買っていかれた方もおられました」有人になったことで「御朱印を受けられるようになった」といった喜びの声も聞こえ、石垣島のパワースポットとして観光客の間でも話題になり始めている。最後に、女優のマネージメントと神社のマネージメント、どちらが大変かと聞いてみると…。「そりゃあ、島田陽子ですよ、全く面倒くさいもの(笑)。島田さんと僕とスポンサーの3者ですべて話がついた後に、マネージャーの僕の知らないところで島田さんが勝手にスポンサーにギャラを釣り上げようとする、なんてこともありましたね。それでもまあ、愛すべき人でした。今となってはすべてが懐かしいですね」そう笑みをこぼしながら、沖縄の地で故人を偲んだ。
2023年02月24日ポジティブを自分の体内で作り出すことができない私は時折他人の言葉からポジティブを摂取します。ローランドさんからはかなり効率よくポジティブを摂取できるため、YouTubeチャンネルから書籍に至るまでつぶさに研究し、お世話になってきました。一緒になって観ていたまめも徐々に影響され始め、最近ではちょっとしたブームになっています。側から見たら妙な会話ですが、気分が上がるのでよし。
2023年02月24日同僚の女性アナの自宅に侵入し、邸宅侵入の疑いで逮捕されたNHK札幌放送局の船岡久嗣容疑者(47)。とりかえしのつかない行動の“ツケ”は家族にも。2月17日、仕事のため札幌から上京していた船岡容疑者は、業務後に女性アナの自宅へ。部屋に侵入するも、居合わせた女性アナの知人男性ともみ合いになり、最終的にマンション3階の共有部分から飛び降り、負傷。退院後の20日に逮捕された。1999年の入局以来、スポーツ中継を中心に活躍し、特に大相撲やフィギュアスケートの実況は評判に。2021年の東京五輪開会式の実況を務めるなど、まさにNHKを代表するエースアナウンサーの1人だ。2015年に東京アナウンス室から名古屋放送局へ異動し、金沢放送局を経た後、昨年8月からは北海道放送局に籍を置いていた。プライベートでは、妻との間に2人の息子をもうけるなど、公私ともに絶好調なはずだった。しかし、逮捕されただけでなく、22日に「デイリー新潮」は今回被害を受けた女性アナに船岡容疑者が以前からストーカー的な行為におよんでいたことも報じている。イメージとかけ離れた呆れた行動の数々にネット上からは、驚きと批判の声が続出。所属するNHKも怒り心頭のようだ。逮捕を受けて、広報局は「職員が逮捕されたことは遺憾。事実関係を確認し厳正に対処する」とコメントを発表し、公式HPに掲載されていた船岡容疑者のプロフィールも削除している。NHKはもちろん、アナウンサーとしての復帰も絶望的な船岡容疑者。ネット上では、残された家族に対して同情の声が相次いでいる。《え、、船岡さんどした、、奥さんがかわいそうすぎる》《ムスコ…可哀想だな》《家族がいるのに何やってんだよ! 奥さんとお子さんが可哀想過ぎる!》削除される前、船岡容疑者のプロフィール欄には、「自慢したいこと」として「いまのところ、息子2人は父親を尊敬しいている…はずです」と記されていた。自ら子供2人の信頼を裏切った父親の蛮行はあまりにも重い――。
2023年02月24日「午前中に彼と入籍いたしました。1月2日に初めて出会って、2月22日に区役所行きました。昨日、サプライズで指輪を渡してくれて、お手紙つきで。うれし涙って、人生で初めて流しましたね」こう語ったのは俳優の遠野なぎこ(43)。遠野は2月22日放送のTOKYO MXの番組『バラいろダンディ』で結婚を発表。お相手は「少しだけ年上の会社員」だといい、2人の出会いはマッチングアプリだったと明かしている。“うれし涙”を流すまで、遠野には様々な結婚生活があった。最初の結婚は’09年。しかし72日間で結婚生活は終了し、’13年3月には本誌のインタビューで「結婚はしてもしなくてもいい。ひとりで生きていく覚悟はできています」と語っていた。ところがその翌年5月、バーを経営する男性Mさんと再婚。しかし、今度は当時の芸能界最速となる“55日でスピード離婚”することに。同年7月に本誌はMさんが経営するバーで働く遠野に取材を申し込んだが「(離婚については)ブログと会見で語ったことがすべてですから」と語るのみだった。そんなさっぱりとした遠野のいっぽうで、Mさんの母である”元姑”は当時、本誌に複雑な心情を吐露していた。「息子のやることについて口を出すつもりはありません……。でも、ただ母親の気持ちとしては、離婚は悲しいですね」また遠野は同月下旬のバラエティ番組でMさんとの離婚について、「恋人に戻ったっていうだけだから、実際は籍を抜いただけで苗字も彼の名字のままだし、本当に仲いいし」と話していた。そこで本誌は翌月、再び元姑に話を聞くと、遠野がМさんの姓を名乗っていることについては「知りませんでした」とコメント。そして初孫を強く望んでいたと明かし、こう続けた。「なぎちゃんが摂食障害ということは聞いていました。だから子供でもできれば、精神的に安定するんじゃないかと考えていたのですが……。なかなかうまくいかないものですね」その後、遠野は’15年4月にブログで、Mさんとの関係について《仲直りしては喧嘩。ホント情けなくなるほどに懲りない2人でした。実はそんな彼と私、もう恋人という関係は解消しているのです》と告白。しかし同棲は続けていたため、本誌は翌月、Mさんのバーでランチタイムを切り盛りする元姑に改めて話を聞くことに。すると元姑は「なぎちゃんは芸能人だし、こっちは一般人。なぎちゃんの話題性のために付き合ったようなもんだよねえ」といい、「たとえ親子でも、もう息子の領域には入りません!もう懲りましたから……」と語っていた。今度の再々婚では、“もう懲り懲り”と周囲からいわれないよう願うばかりだ。
2023年02月24日「実はいま、色々な嫌がらせを受けておりまして……。弁護士や訴訟費用などにお金が必要になるので、スタディ号を購入するつもりはありません。50万円といえども私たち企業にとっては、そのお金をストックしておくのもなかなか大変ですから」こう語るのは、愛媛県で金属リサイクル・家具家電リユース業の会社「リバーズエコ」を経営する小川凌社長(以下、カッコ内は小川氏)。昨年12月、“少年革命家”でYouTuberのゆたぼん(14)が、約4カ月かけて日本一周したトラック「スタディ号」の購入者を募集。小川氏も50万円で購入を名乗り出たが、ゆたぼん側から一切返事がないことを本誌に明かしてきた。そんななか、2月19日に《DJ社長とゆたぼんスタディ号で日本一周行ってきます人生は冒険だ》とツイートしたゆたぼん。スタディ号の購入者が決まらないなか、突然の宣言は波紋を呼ぶことに。小川氏はそうした状況に呆れつつも、冒頭のようにスタディ号の購入意思がないことを明かした。2021年3月にゆたぼんが卒業証書を破く動画をアップして以降、物議を醸すゆたぼん親子の言動に素性を明かして異論を唱えてきた小川氏。しかしその陰では、“アンチ”による壮絶な嫌がらせを受けてきたというのだ。■「なりすまし発注」とともに妻の流産をほのめかすメッセージが……小川氏は“深刻な現状”をこう明かす。「ゆたぼん君のことを取り上げたことで会社が有名になり、私を嫉妬する一部の人たちから嫌がらせを受けるようになりました。非通知で1日に何百件も電話をかけてきたり、頼んでもいない数の子やカニ、ウニなどが代引きで送られてきたりします。基本的に冷凍商品や代引きで届いたものは受け取り拒否し、返送するようにしています。ただ、そうした対応を取っていると、今度は代金後払いで送られてくるんです」「なりすまし発注」に頭を悩ませる小川氏は、「現在、妊娠中の妻にも匿名で水子供養のお札などが送られてきたり、本当に信じられないような物が送りつけられてきます」と明かす。「どこの誰がやっているのかわからないので、すごく不気味ですね。最近ですと、私の会社の電話番号とメールアドレスを使って、牛丼60点や何十枚ものピザを勝手に注文されました。しかも、自動で注文確認のメールが返送されてくるのですが、注文者の名前の欄には誹謗中傷的なメッセージが書き込まれているんです。私の妻の流産をほのめかすような文章ですとか……」匿名による嫌がらせは、エスカレートするばかりだという。20日には150万円の仏壇が勝手に注文され、自動返送された注文確認のメールには、《流産おめでとうございます》とメモ欄に書き込まれていた。最後に小川社長は、匿名による嫌がらせは「暴力」だと訴える。「なりすまし発注によって、牛丼やピザなどせっかく作った商品が無駄になってしまいますよね。メディアで騒がれていること以上に、相当悪質なことがネットのなかで起きています。素性を明かした上で誰かを批判すると、陰湿な嫌がらせで黙らせようとしてくる行為は正に暴力だと思います。やりたい放題なネット上の環境が、少しでもなくなるように願っています」ネット社会において、匿名だからといって何をやっても許されるわけではないはずだ。
2023年02月24日《DJ社長とゆたぼんスタディ号で日本一周行ってきます人生は冒険だ》2月19日、Twitterでこう宣言したのは“少年革命家”でYouTuberのゆたぼん(14)。添付した動画では、昨年日本一周をした専用車「スタディ号」を背景に、Repezen FoxxのDJ社長(30)と「行くかー!」「行きましょう!」と掛け声をあげている。ゆたぼんの父・中村幸也氏も《いってらっしゃい!》と反応したが、コメント欄には《釣りでしょ》《え、車売るって言ってたけどどういうこと??? 全部投げっぱなしじゃん笑》と疑う声が。昨年12月10日に、YouTube上でスタディ号の売却を宣言したゆたぼん。クラウドファンディングで募った寄付金でスタディ号を用意し、幸也氏と約4カ月かけて日本一周を達成。様々な思い出が詰まっているだけに、突然の売却宣言は賛否を呼んだ。しかし、現在に至るまで売却状況の報告はなく、反対に購入希望者からクレームが出る事態に。150万円で購入を申し込んだ長野県在住の男性は、ゆたぼん側とのやり取りがストップしてしまった実情を本誌に明かしていた。さらに「今も返事は全くない」と明かすのは、愛媛県で金属リサイクル・家具家電リユース業の会社「リバーズエコ」を経営する小川凌社長(以下、カッコ内は小川氏)。ゆたぼんのクラファンで8万円のリターンを購入し、スタディ号も50万円で購入を申し込んだ人物だ。これまで顔や名前などの素性を明かした上で、ゆたぼん親子の言動に異論を唱えてきた小川氏。だが、クラファンのリターンを購入することで対面を試みるも、お金を一方的に現金書留で送り返されてしまった。スタディ号も「世の中のためになるように活用させて頂きたい」と購入を名乗り出たが、一度もゆたぼん側とコンタクトがとれなかったという。購入希望者を無視し続けたまま、再びスタディ号で日本一周の旅をすると宣言したゆたぼん。そうした中途半端な状況に、小川氏は呆れ声でこう語る。「多くの人から『釣りなのかな?』と思われてしまうこと自体、ゆたぼん君にとって損失といいますか。人として信用されないことが、ゆたぼん君にとって1番最悪なのではないでしょうか。何をするにしても、人から疑われるって可哀想じゃないですか。これまでの言動などを含めて、多くの人が彼を相手にしなくなってきているように思います。もし、ゆたぼん君が今後、何か良いことを伝えたいと思ったり、大人になって本当にやりたいことが見つかったりしても、受け入れてもらうのは難しいかもしれません。『言うだけだろ』や『ネタだろ』などと疑われてしまい、結局、自分のしたいことが世間に評価されなかったり。すでにそういった事態になってしまっていると思うんですよね。僕はそれが本当に、可哀想だなと思っています」今はもうスタディ号を購入する意思はないという小川氏。最終的にトラックは誰の手に――。
2023年02月24日いま、佐川急便の配達の様子をめぐって、SNS上で論争が起きている。ことの発端はSNSに投稿された防犯カメラの映像。佐川急便のドライバーとみられる人物が映っていた。「配達員は段ボールの箱を持っていましたが、配達先の玄関で何かをつぶやいているようでした。その直後、配達車に戻ると荷台に向かって荷物を乱暴に投げ込んだのです。映像を投稿した人は、“留守だったのが嫌だったのかも”と話しています」(スポーツ紙記者)これを受けて佐川急便は「お客さまをはじめ関係者の皆さま方にご迷惑、ご心配をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます」とコメントを発表している。客の荷物をぞんざいに扱う行為に対しては、《配達物にあたるのはダメ》《言語道断》とSNS上でも批判が。また、この件は2月23日の『めざまし8』(フジテレビ系)でも取り上げられ、MCを務める谷原章介(50)も「不在だったこともあり、ちょっと感情的に、疲れもあってイライラしたのかも知れませんけれども、なんとか丁寧に扱っていただけると利用者の方も喜ぶと思います」とコメントしていた。しかしそのいっぽうで、配達員への同情論も一部で上がっているのだ。《再配達や時間指定したにも関わらず不在とかやったら腹立つやろうなぁでも荷物の取り扱いはチャントせなやね》《配達時間指定、再配達依頼していて不在とかならまぁ怒るわな。俺も何度かしたことある。すまないと心から思うから、再配達以上の時はドリンク渡してる。》《時間指定しといて不在とか、いるのに居留守つかうとかそういう人が多くて気の毒になる。1回配達で2回目以降は割り増しオプションとかにしたらかなり減りそう。無料で何回も配達とか気の毒でならない》波紋を呼ぶ佐川急便配達員の行為だが、荷物そのものの取り扱いは丁寧にすべきだろう。
2023年02月23日2月17日に女性アナウンサーの自宅マンション内に無断で侵入し、邸宅侵入の疑いで逮捕されたNHK札幌放送局の船岡久嗣容疑者(47)。各所で連日報じられているが、NHKも“自局の恥”への対応に追われているようだ。出張で札幌から上京していた船岡容疑者は、業務後に女性宅に侵入。家に居合わせた女性の知人男性ともみ合いになった末にマンション3階の共有部分から飛び降りて負傷し、退院後の20日に逮捕された。船岡容疑者は1999年に入局し、地方局勤務を歴て2010年に東京アナウンス室に異動。2015年に名古屋放送局へ異動してからは、金沢放送局を経て、昨年8月に札幌放送局に異動していた。プライベートでは妻と2人の息子がいる。主にスポーツ中継を担当し、特にフィギュアや大相撲での競技愛に溢れた実況にはファンも多く、フジテレビの西岡孝洋アナも22日放送の『めざまし8』の中で「NHKのスポーツ実況アナのエリートという言い方をしても間違いではないと思います。大相撲の実況でもかなり定評のあった方です」と語るなど、評判は高かった。そんな“スポーツ実況のエース”が起こした、同僚女性アナ宅への侵入事件。2月22日にデイリー新潮は、船岡容疑者が被害を受けた女性アナに対して以前からストーカー的な行為に及んでいたことも報じている。局員の醜聞に対して、NHKの対応は早かった。逮捕を受け、「職員が逮捕されたことは遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントし、公式HPからも船岡容疑者のプロフィールをすぐに削除した。また、金沢放送局の公式Twitterアカウントも、在籍時は船岡容疑者が登場する呟きを何度も投稿していたが、逮捕後に一連の投稿を軒並み削除している。果たしてNHKは、最終的に局員の大きすぎる失態にどう落とし前をつけるのか。
2023年02月23日2月22日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)内の企画に、お笑いコンビ・流れ星が出演。この企画で、仕掛け人となったちゅうえい(44)の言動に、批判が殺到している。流れ星が参加したのは「オフの相方を爆笑させるの難しい説」という企画で、仲が良い、普通、悪い、すごく悪い、とされるコンビをそれぞれ楽屋で2人きりにして、仕掛け人側が制限時間の30分以内に相方を爆笑させれば成功、というもの。不仲を公表している流れ星は、仲が「すごく悪い」枠で登場。スタッフから企画主旨を聞いたちゅうえいは「そもそもアイツの笑顔をもうあんま見てないというか」「楽屋ではほとんど会話ないです」と、不仲を強調した。ところが検証開始早々、瀧上から「あ、んで、忘れんうちに昨日の『学級会』のやり取りのやつで……」と、ネタについて話を切り出されることに。この会話を発端に笑いが生まれるのでは、とスタジオには期待の声が沸き上がったが……。提案に対して「別にいいんじゃない」と、投げやりな口調と態度をとるちゅうえい。その後も瀧上が続ける言葉を食い気味にさえぎり、実演されるネタの一部を不満げな表情のまま黙って見つめる様子に、スタジオからは「なんでそんな態度とってまうんですか、ちゅうえいさん」「ちゅうえいさんがそのモード入ったらダメですよ」と、呆れるような声が飛び出した。さらに、ちゅうえいが瀧上の言葉に噛みつき始め、口喧嘩のようなやり取りに発展。途中、瀧上が「それどっちのセリフ?」と確認し、食い気味に「お前だよ」と返したちゅうえいに、スタジオでは「うわ!」と、語気の強さに驚く声が。瀧上も思わずと言った様子で、「ちょっとごめん、言い方ちょっと気をつけてよ」と返している。その後、事前に考えていた“放屁作戦”で、瀧上を爆笑させることに成功したちゅうえいだが、相方への横柄な言動に、ネット上では批判的な声が集まっている。《ちゅうえいやば、、そりゃこんな態度取られたら不仲にもなるわな》《え、ちゅうえい性格わる… オンバト時代から知ってるけど一気に嫌いになったかも…》《えーたきうえ笑ってくれたのなんかめっちゃ嬉しい笑笑 ちゅうえいももっと態度見直して欲しい》《今までたきうえがネタ作って威張ってるから仲が悪いと思ってたけど、何あのちゅうえいの態度たきうえは真面目にネタに向き合ってるのにこれでいいんだろみたいな感じならウンザリするよネタ受け取り師として失格》《ちゅうえい嫌い…ほんと何でそんな言い方すんの?》
2023年02月23日「型にはまらず豪快に繊細に意気揚々と、個性的な道隆を演じてみたいと思います」こうコメントしたのは俳優の井浦新(48)。2月21日、24年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』への出演が発表された。吉高由里子(34)が主人公・紫式部(まひろ)を演じる今作。井浦は藤原道長の兄・藤原道隆を演じる。吉高と井浦といえば、21年10月クールのドラマ『最愛』(TBS系)で共演したことが記憶に新しい。「吉高さんが演じたのは、製薬会社の社長で、ある殺人事件に巻き込まれた過去を持つ人物。井浦さんは吉高さんを献身的に支える弁護士役でした。ドラマは好評で、ギャラクシー賞をはじめ、いくつもの賞を受賞しました」(スポーツ紙記者)吉高&井浦のコンビは人気を博し、今回井浦の大河ドラマへの出演が明らかになるとSNS上では《井浦さんと吉高さんまた共演嬉しすぎる》などと歓喜の声が。しかしもう1人、『最愛』から『光る君へ』への出演が期待される人物が。「松下洸平さん(35)です。松下さんは『最愛』では、吉高さんと両思いで、過去の殺人事件の捜査に関わる刑事役でした。劇中では吉高さんと松下さんのカップルらしい可愛らしい掛け合いが話題になりました」(前出・スポーツ紙記者)《大河に井浦さん出るん!?最愛だ!!松下洸平も出よう!!》と、SNS上では井浦が出るなら松下も、と期待が高まっているが……。「松下さんの出演の可能性もかなり高いと思います。というのも、『光る君へ』の制作スタッフは19年の朝ドラ『スカーレット』と同じ面々なのです。そして『スカーレット』といえば、松下さんが戸田恵梨香さん(34)演じるヒロインの相手役として脚光を浴びた作品です。松下さんが出演となれば、『光る君へ』を見たくなる『最愛』ファンもいるでしょう」(NHK関係者)再集結に期待が高まる『最愛』トリオ。今後のキャスト発表が楽しみだ。
2023年02月23日NHK大河ドラマ『どうする家康』に、くノ一役で出演中の松本まりか(38)。松山ケンイチ(37)演じる本多正信が提案した“瀬名奪還作戦”で、実行部隊の1人として活躍したのが、くノ一・女大鼠(おんなおおねずみ)だった。「2月12日に放送された第6回では妖艶な姿で敵兵を引き寄せ、一瞬で刺殺するなど、圧倒的な存在感を示しました。SNSでも『必殺仕事人みたい』『美しい!』など、称賛の声があふれたのです」(テレビ局関係者)ストーリー上では山田孝之(39)が演じる服部半蔵とタッグを組んでいくが、松本と山田はプライベートでも親友同士だという。「松本さんは’00年のドラマ『六番目の小夜子』(NHK教育)で共演しており、それ以来、23年にわたり交流を続けています。ファーストネームどころか、お互いをまりかの“ま”、孝之の“た”と呼び合っているほどです」(前出・テレビ局関係者)山田以外にも、松本の同世代の“親友”たちは人気俳優ばかりだ。「’00年から’02年にかけて放送されたドラマ『o-daiba.com』(フジテレビ系)は、5人の少女たちが、『リアルシスターズ』として自分たちのサイトでインターネットの世界に革命を起こすために活動するといったストーリー。松本さん、宮﨑あおいさん(37)、栗山千明さん(38)、ベッキーさん(38)、須藤温子さん(39)の5人がメンバーで、私生活でも仲がよかったとか。また石原さとみさん(36)とは松本さん自身が親友同士と明かしていますし、10代のころは同じ事務所だった蒼井優さん(37)といっしょに仕事をすることも多かったのです。友人たちが次々にブレイクするなかで、“売れない時代”が18年も続いたことは彼女もつらかったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)宮﨑あおいといえば『家康』で織田信長を演じている岡田准一(42)の妻としても知られている。インタビューで松本は、過去をこう振り返っていた。《(宮﨑や山田など)私の友達はすぐにスターになったんです。スタートはみんなそれほど変わらないのに、私だけが売れなかった。何が違うんだろう?(中略)そのうち、演技がうまいことよりも人間性がいかに魅力的かが大切だと気づいたんです》(『AERA』’21年5月17日号)《(’18年にブレイクするまでは)“暗黒の時代”でしたね。(中略)仲のいい同世代は宮﨑あおいちゃん、蒼井優ちゃんですが、2人は先にどんどん売れて。でも、実力的にも人間的にも「私はまだ売れてはいけない、表に立てるような人間ではない」と思っていました。2人の活躍を見て、やはり悔しかったけれど、嫉妬心は人の顔を醜くすると思って。》(『大手小町』’18年10月25日付)嫉妬や劣等感にさいなまれる彼女の支えとなったのが、“第二の母”と慕う、松田美由紀(61)の“光さえ見失わなければ、どんなに回り道したとしても、行き着く”という言葉だったという。「松田龍平さん(39)も親友だったという縁があって、松本さんは松田家に居候していたことがあるそうです。そんな彼女が、ようやく脚光を浴びたのは’18年のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)での“小悪魔系浮気妻”役の怪演でした」(前出・テレビ局関係者)不遇の期間、ひたすら人間力を磨いてきた松本。女大鼠は町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人という設定だが、松本もいまや“カメレオン女優”の名をほしいままにしている。
2023年02月23日岸田政権の防衛費倍増に、抗議の声をあげた東村アキコさん。詳しい説明がなされないまま強引に進む国の政策には不安を感じると、その心境を語ってくれた。「防衛費を増額するというニュースを聞いたとき“防衛に関わるものに使うんだろうな”と、あまり深く考えていなかったんです。ところが、私たちの税金が“敵を攻撃する”ためのミサイルに使われるのだと知って、すごく驚きました。本当にそれで戦争を抑止できるのか、生活を犠牲にしてまで軍拡すべきなのか、わからないことだらけ。だからこそ、思い切って声をあげてみたんです」こう口を開いたのは、漫画家の東村アキコさん(47)。『海月姫』や『東京タラレバ娘』など数々の人気漫画を世に送り出してきた東村さんが、「そこはかとない恐怖」を抱いているのは、防衛費の増額によって進む日本の軍拡だ。岸田内閣は敵基地攻撃能力の保有や新規装備の購入などを打ち出し、5年間の防衛費総額を43兆円に増額。これまで対GDP比で約1%としてきた防衛費を’27年度には2%まで倍増させる方針だ。2月3日には、防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案が閣議決定された。東村さんが、こうした“異変”に気づいたきっかけは、漫画の取材中だった。「着物漫画を描いているため、京都に取材旅行に行ったときのことです。ある着物屋さんの女将さんと、舞妓さんが身につける“ぽっちり”という帯留めの話になりました。“ぽっちり”は芸術的な意匠を凝らしたものが多く、家で代々受け継がれたりするもの。だからすごく高価なんですが、その女将さんから『先生も一つ、買いはったら、どうですやろ?お金残しても、税金でミサイルを買わされるのやから』って言われて『え!ミサイルって、何それ!』となってしまったんです」驚いた東村さんは防衛費に関する情報を探すためテレビを見てみたが……。「防衛費を増額して、どんな目的で、どんなものを買おうとしているのか知りたくなって、朝から晩までつけっぱなしにしている仕事場のテレビを見たんです。けれど、ほとんどこの話題に触れていないんですね。知らないうちに、軍拡が進められたら怖いなって思うようになりました。そんなとき、漫画のモデルにもなっている実業家の奥谷禮子さんから『平和を求め軍拡を許さない女たちの会』を一緒にやろうというお誘いをいただいたんです」メンバーに東大名誉教授の上野千鶴子氏、法政大学前総長の田中優子氏、経済学者の浜矩子氏らが名を連ねた同会。防衛費の対GDP比2%への引き上げを撤回し、女性や子供の視点に立った政策を進めるよう、署名活動をしている。■武器購入が平和につながるのか、疑問でならないとはいえ、これまであまり漫画や自身のSNSなどでも政治について発信してこなかった東村さん。参加に迷いはなかったのだろうか。「エンタメの世界で生きてきたクリエーターとして、純粋に作品を楽しんでもらうために、あえて政治的な発言は控えてきました。でも、エンタメは、平和あってこそのもの。もう黙っていられなくなったんです。もちろん『わざわざ、東村さんが言う必要はないじゃないですか』と止める人もいたし、ネットとかでたたかれることもあるかもしれません。でも、私が発信することで、1人でも多くの人にこの問題を考えてほしいと思ったんです」ネットニュースのコメント欄やSNSでは、軍拡反対を訴える人に対して、厳しい言葉を投げかける人も少なくない。しかし、それでも東村さんは決して引かない。「なかでも私がいちばん疑問に思ったのは、トマホークを500発も買うことです」トマホークとは、敵基地攻撃を想定して、日本がアメリカから購入する巡航ミサイル。政府は、’23年度に約500発を一括購入する契約を米国と結ぶ方針。同年度の予算案には、トマホーク取得費として2113億円が計上された。「“何をそんなに甘いことを”“平和ボケだ”と言う人もいるでしょう。でも、ウクライナにロシアが侵攻してから1年がたちます。当初、圧倒的な軍事力があるロシアが、数日以内に制圧すると報じられていたし、私もそうなんだと思っていました。しかし、戦いはまったく終わりません。毎日のように何発ものミサイルを撃ち合って、犠牲者が出ても、戦争は続いています。仮に日本がトマホークを500発購入したところで、本当に平和につながるのでしょうか。戦争の抑止につながるのでしょうか。ウクライナの状況を見ると、とてもそうは思えないんです」たしかに増税や歳出カットなどで“何が何でも防衛費を作る”という今の政府のスタンスには、恐怖を覚える人も多いだろう。■周辺国との緊張が高まることへの懸念「コロナ禍以降続く物価の上昇で、この3年ほど、生活が厳しくなっています。ガス代も電気代も高くなったし、各家庭では教育費などでも大変な思いをしています。もっと日常生活のために税金を使うという選択肢はないのでしょうか。もちろん、反対の意見もあると思います。もっと賛否を含めた議論を聞きたいのです」防衛費増税をはじめ、自民党は憲法9条に自衛隊を明記する改憲案を打ち出すなど、政府は軍拡の動きを加速させている。考えたくないことだが、今を生きる若者たちが戦地に送り出されてしまう可能性もゼロとは言い切れない。エッセイ漫画『ママはテンパリスト』では、息子“ごっちゃん”の幼少期を描いた東村さん。一人の母親としても、決して人ごとではないのだ。「防衛費と言いながら、敵基地を攻撃する武器を購入することで、周辺国との緊張が高まることも不安の一つです。いま、ウクライナでは、18歳から60歳までの男性が出国を禁止されたと報じられています。“ごっちゃん”も、いまは高校生。軍事的な衝突が起これば、どうなるのか……」ウクライナでは侵攻開始当日の’22年2月24日に発令された総動員令が今も発令されたまま。自分の子供を戦地に立たせるのは、どんな親でも避けたいだろう。「外交などを通じて、どんな話し合いをするのか、防衛費を増やす以外の道筋も、もっと見える形で示してほしいです。ほんとうに、私にはわからないことばかり。だからこそ、納得できる説明や議論をしてほしいんです」東村さんが訴えるような、子を持つ母の思いは、岸田政権に届くのだろうか。
2023年02月23日昨年2月に活動を再開し、1年が経つアンジャッシュの渡部建(50)。’20年6月に不倫が報じられ、相次いでCMやレギュラー番組を降板。1年7カ月にわたる自粛生活を送り、復帰後は新たな分野で活躍の幅を広げているようだ。「地上波のレギュラー番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で復帰を果たし、最近ではABEMAのバラエティ番組にゲストで招かれるように。昨年11月に著書『超一流の会話力』を発売し、現在は企業向けの講演などを中心に活動しているようです」(芸能関係者)プライベートでは昨年11月に、Instagramを通じて第2子を授かったことを報告。《母子共に健康です。この大きな感動を胸に更に精進してまいります》と、決意を綴っていた。公私ともに順調な生活を送り始めている渡部。2月21日には、「『トイレ行ってきていいですか』も言えなかった――活動再開から1年、渡部建50歳の生きる道」(Yahoo!ニュースオリジナル)と題するインタビュー記事が公開された。記事のなかで著書や講演活動、自粛中の過ごし方を語った渡部だが、二人三脚で支えてくれた妻・佐々木希(35)についても「言葉では語りつくせないくらい、妻には感謝しています」とコメント。また、「なぜ家庭円満を取り戻すことができたのか」との問いにも、「それはもう全部妻のおかげ」と答えていた。■不倫騒動の渦中にあっても、夫と行動を共にしてきた佐々木世間からの風当たりが強いなかでも、夫を支えるべく奮闘してきた佐々木。そんな彼女の姿を、本誌もたびたび目撃してきた。まず、不倫報道から2カ月経った’20年8月下旬。渡部が運転する高級車で、長男を迎えに保育園を訪れる姿が。お迎え後、3人は自宅マンションからほど近くにある100円ショップへ。15分ほど買い物をして店を出ると、佐々木は長男を抱きかかえた夫と談笑しながら帰路についた。次に目撃したのは、渡部が記者会見を開いた’20年12月3日の昼ごろ。撮影仕事を終え、都内のハウススタジオから姿を現した佐々木。夫の“正念場”が気がかりだったのか、スタッフに笑顔で別れを告げるも、憂いを帯びた表情が印象的だった。同日夕方に開かれた会見では、妻から離婚を切り出されなかったと明かした渡部。「妻にも言ってもらいましたが『何十年後に振り返って、この騒動があってあなたよかったんじゃないの』と、そう言ってもらえる人生を目指したい」と、語っていた。一方で、女優としての活躍も注目を集めた。’22年1月期に放送されたドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京系)では、約4年ぶりの主演に挑戦。’21年12月上旬に、都内のある繁華街で撮影に臨む姿を目撃。現場の待ち時間では、スタッフが見物人などの整理や誘導にいらだっていたが、佐々木がにこやかな表情を崩すことはなかった。そして、第2子の妊娠を発表した直後の昨年12月。ある日の昼下がり、都内の公園内にあるカフェでママ友とランチを楽しんでいたようだ。自らプロデュースするブランドの服を着ていた佐々木だが、ワンピースの下には少しふくらんだお腹が。カフェを出ると、バックパックを背負った渡部と合流したのだった。冒頭のインタビュー記事では、「一生、家族は養っていきたい」とも語った渡部。苦難の日々を“動じない心”で支えてくれた妻に、恩返しできるだろうか。
2023年02月23日2月22日、遠野なぎこ(43)が『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演し、同日、結婚したことを明らかにした。「少しだけ年上の会社員」とお相手について語った遠野。「1月2日に初めて出会って、2月22日に区役所行きました」と、出会ってから約1ヵ月半での“スピード婚”だと明かした。また、出会いのきっかけについては「マッチングアプリから結婚ってあるんだなと。不思議なご縁です」と言及。「私が人と暮らすのが得意じゃないので、様子を見ながら」と、現在は同居はしていないとも語った。にこやかな表情で結婚を報告した遠野だが、彼女には2度の離婚歴がある。「遠野さんは09年に一般男性と結婚しましたが、72日後に離婚。14年にはバー経営の男性と再婚しましたが、わずか55日後には再び離婚となりました」(スポーツ紙記者)“スピード離婚”の過去があるだけに、今回の“スピード婚”を心配する声もSNS上には多くあがっており……。《まだ出会って1か月半なのに結婚して大丈夫ですか?1年未満だと、相手の素性は絶対に分からないと思います。じっくりとお付き合いをして本当に価値観が合っているか見極めないと。。。お付き合いと結婚を同じ感覚なのかもしれないです》《一ヶ月程度でわかるわけがない。2度あった事は3度目あるかもね。人によって向き不向きや幸せの感じ方も違うから、これからだとは思いますが・・・》《今度こそは長く続くと良いですが。一ヶ月半なんて、相手のいいトコしか見えてない時期じゃないですかね》いっぽうで、“今度こそは結婚生活が長く続くように”と祝福する人も。《いいなあ。人生で最高にしあわせ!って思えるときが三回もあって。恋愛できるのは才能よね。素直にうらやましい。何度でもいいんじゃないかな》《おめでとうございます。今度こそ、今度こそは穏やかな2人で仲良く別居婚が続きますように。たとえ出会いがマッチングアプリでも長く続けば幸せなんですから》《直感の人なんでしょうね。以前の結婚のときも同じ様な事言ってたような…まぁ今は最高潮なんでしょうが。この人が不安定だから中々難しそうだけど。3度目の正直なるか。。。》幸せな結婚生活となるといいがーー。
2023年02月23日岸田文雄首相(65)は、2月10日に新型コロナウイルス対策本部を開き「3月13日からマスクの着用は屋内外を問わず、基本的には個人の判断に委ねる」と決定した。ワクチン接種が進んだとはいえ、昨年12月からの第8波では、約2カ月でおよそ1万6000人が死亡。その9割が70代以上の高齢者だ。このような状況で、いきなりマスクを外した生活に戻って大丈夫だろうか。インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長はこう指摘する。「そもそも、感染状況により法の下でマスク着用を義務化した海外とは違い、日本政府は国民に“お願い”したにすぎません。今更、国がマスク不要を唱えるのは、純粋に感染症の流行を分析して安全だと判断した、というより、海外に対してよく見えるように、という目的のパフォーマンスにしか思えません」さらに今は「第8波が終わり、次の波に備えている時期」と倉持医師は続ける。「決してコロナがなくなったわけではありません。そんなときに他者と食事をするのは、感染リスクがある飛沫のついた食品を食べることと同じ意味を持ちます。マスクをつければ、相手の飛沫が直接口の中に入り込むのを一定の割合で防ぐ効果があります。なので、現在でも赤の他人同士が集まる場所では、基本マスクはつけたほうがよい。感染症予防には、マスクをうまく活用し、手洗い、うがいを継続すること。換気をしたり、パーティションなどを用いて、新鮮な空気が吸える環境づくりも必要です」昭和大学医学部の臨床感染症学の二木芳人客員教授もこう話した。「政府が“マスクは不要”と言おうと、感染のリスクが無くなったわけではありません。現在の感染状況を考えると、政府は、ある程度の犠牲は仕方ないと覚悟をしたのでしょう。ならば、せめてそのメッセージは国民にしっかり伝えるべきです」いきなり日取りだけ決めて、個人任せにされても困るとし、「個人で判断するにしても、現在の感染状況と、明確な判断材料を伝えることが必要です。まだまだ怖いウイルスですから、自分や大切な人の命を守るために、状況とリスクを考慮し、メリハリのあるマスク着用が重要だと伝えたいです」さらに、「判断の基準はみんな一緒じゃない」と二木先生。「まず(1)若くて健康な人と、(2)高齢者・基礎疾患のある人、もしくは家族にそういう人がいる、の2パターンに分けて考えるべきです」二木先生は、(2)のハイリスクな人を守るためにもマスクは非常に有効だと話した。「人から飛沫をもらわないだけでなく、自分が感染していてもマスクがあればウイルスをまき散らかしません。両方向に効果的です。また現在は、感染しても症状がない“隠れ感染者”も相当数増えているといわれます。知らずのうちにコロナをうつしてしまわないためにも、特定の場面ではマスクをつけたほうがよいでしょう」今回は二木先生が、22のシーンに分けて、マスクをつけたほうがいい場合と外してもよいときを解説してくれた。表中の「着」はできるだけ着用すべきとき、「脱」はリスクが低い人は外してもよいとき、「△」は場合によるときだ。「判断の基本は、室内か屋外かです。また、部屋の密閉状態はどうか。人との距離は2メートル以上あるかも肝でしょう。『密閉』『密集』『密接』の『3密』を今もう一度しっかりと意識をして、命を守る行動をとりましょう」大切な人を守るためにもマスクを着けよう。
2023年02月23日「羽生さんも今回の千葉選手の活躍には、目を細めているのではないでしょうか。十数年来の仲ですからね」(スポーツ紙記者)2月10日、米国・コロラドスプリングスで開催されたフィギュアスケートの四大陸選手権で銅メダルに輝いた、千葉百音(17)。シニアの主要国際大会に初出場した千葉だが、ショート7位からフリーで自己ベストの演技を披露し、みごと表彰台へ駆け上がった。仙台出身の千葉の練習拠点は、羽生結弦(28)と同じアイスリンク仙台。彼女は幼いころから羽生にかわいがられていたという。「千葉選手が初めて羽生選手と出会ったのは4歳ごろだったそう。リンクの中で、羽生さんに鬼ごっこなどをして遊んでもらっていたと本人が話しています。当時は『結弦にいちゃん』と呼んでいたようですよ。羽生さんは“一緒に遊んでくれる優しいお兄ちゃん”という存在で、千葉選手はとても慕っていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)羽生が幼い千葉をかわいがる映像が残っており、ファンの間では2人の関係は有名だという。「テレビの取材で、東日本大震災後の’11年7月に、震災以来久々にホームのアイスリンク仙台を訪れることができた羽生くんの映像が残っているんです。そのときにリンクで滑るまだ幼い百音ちゃんを見つけた羽生くんが『モネ~!』と呼びかけ、百音ちゃんのほうも近づいて抱きついてくる瞬間があるんですが、それがとってもほほ笑ましいんです。久々の再会に『元気だったか?』と聞きながら、羽生くんが百音ちゃんのほっぺをムニムニと包むように触っているので、“かわいくて仕方がないんだな”というのが伝わってきました」(羽生のファン)兄妹のような親しさだった2人。しかし、’12年に羽生がカナダに練習拠点を移したことで、離ればなれになっている。「当時を振り返って、千葉選手は『少し寂しかった』と話しています。ただ、そのころには千葉選手ももう小学生で“いつも遊んでくれていた結弦にいちゃんはすごい選手だったんだ”という認識が生まれていたそう。カナダに渡ったことにも尊敬の念を感じていたようです」(前出・スポーツ紙記者)その後は長く交流の機会がなかったようだが、ジュニアの大会で活躍していた千葉は、’19年にシニアの選手に交じって全日本選手権に出場。羽生と久々に再会したようだ。このとき、千葉は14歳。羽生のほうは25歳で、すでに五輪2連覇を成し遂げていた。この再会を千葉は次のように話している。《ずっと会えなかった間にどんどん活躍していったので、私の中の遊んでくれたお兄ちゃんという存在から、少し遠ざかってしまったような感覚がありました。でも、再会したときは、昔みたいに接してくださったので「覚えていてくれたんだ!」と思い、少しホッとした気持ちになりました》(『仙台スポーツ』’21年6月5日取材のインタビューより)■集合写真の2人がファンの間で話題にその後、千葉は毎年、全日本選手権に出場。’21年12月には鍵山優真(19)がインスタグラムにアップした、全日本選手権が終幕したときの集合写真の羽生と千葉の“距離”も一部のファンの間で話題になっていた。「20人以上の選手が集まるなかで、羽生くんは百音ちゃんの真後ろで笑顔でピースをしていたんです。やっぱり、百音ちゃんのことがかわいいんだろうなぁと思いましたね」(前出・羽生のファン)しかしかわいいからといって甘やかすばかりではなく、羽生から千葉へ“愛の叱咤”もあったという。“集合写真”と同じ’21年12月の全日本選手権のときのこと。「羽生さんが千葉選手を指導する田中総司コーチに『モネに“もっと練習して”と伝えて』と伝言したそうなんです。千葉選手としては身が引き締まる思いだったようです」(前出・スポーツ紙記者)長年、羽生を取材してきたスポーツライターの野口美惠さんによると、「田中総司コーチには、以前から羽生さんもジャンプを見てもらったりしていて、よく知っている間柄。田中コーチを通じて千葉選手にアドバイスを伝えたのは、自然な流れですね。羽生さんが彼女を応援しているという気持ちがとても感じられます」羽生と千葉には、共通点も多い。それぞれ4歳からスケートを始め、仙台育ちで東北高校へ。そして、四大陸選手権でシニア初の表彰台、というのも同じなのだ。羽生にとって千葉は、期待を抱かざるをえない特別な後輩だろう。「やはり気にかけていると思いますよ。羽生さんは地元愛が強くて、東北を盛り上げたいという思いがありますから、地元からトップに行けそうな選手を見守っているなと感じます」(前出・野口さん)’20年に羽生がコロナ禍のために、練習拠点を仙台に戻してからは、時間は違うが、同じアイスリンク仙台で練習をしている。「直接会うことはないけれども、昼に千葉選手が練習していた氷で、羽生さんが夜に練習したりする。スケーターにとって氷の空間はとても神聖なものなので、同じ氷の上で練習している同士、心のバトンをつないでいるような感じがあると思います」(前出・野口さん)初めての出会いから13年ーー。千葉の今後の活躍を羽生は楽しみにしていることだろう。千葉に寄せられる期待を、野口さんに聞いた。「彼女は伸びしろの大きい選手という印象です。次の五輪、’26年のミラノ・コルティナダンペッツオ五輪は選考に入ってくるんじゃないでしょうか。その期待もあって、日本スケート連盟も四大陸選手権に千葉選手を送ったわけですから。羽生さんにとっても、地元に彼女のように活気のある後輩がいることで“自分も頑張ろう”と大きな刺激になると思います」“運命の赤い糸”でつながっているかのように人生を交差させてきた2人。今後の運命はいかにーー。
2023年02月23日「松本さんのグッズは人気のようで、『お一人様2点まで』と購入制限を呼びかける張り紙が出ているほどです」(大河ドラマファンの女性)NHK大河ドラマの主人公ゆかりの地に開設されるのが恒例となっている「大河ドラマ館」。放送中の『どうする家康』では、徳川家康ゆかりの愛知県岡崎市、静岡県静岡市、浜松市の3カ所に大河ドラマ館がオープンした。番組に関連する展示などが楽しめるほか、松本潤(39)のファン垂涎のものがあるという。岡崎市の大河ドラマ館を訪れたという冒頭の女性は言う。「家康グッズもたくさん売られていますが、そのうちの手ぬぐい、ポチ袋、Tシャツは松本さんがプロデュースしたと銘打たれています。3カ所の大河ドラマ館でしか手に入らないものだそうです」インターネット通販も普及するこのご時世で、なぜ店頭販売のみなのか?そこには殿のある思惑がーー。「ネット販売をしないのは、『地域に直接足を運んでほしいから』という松本さんの考えからです。実際、岡崎市の大河ドラマ館はオープンからわずか6日で来館者が1万人を超えたそう。まさに“松潤効果”です」(NHK関係者)大河ドラマの本編後に放送される紀行コーナーに松本自身が登場したことも話題を呼んだ。これも“殿”が講じた地域活性の策だという。「キャストが紀行コーナーにも出演するというのは異例のことです。松本さんは、紀行コーナーは地域に寄り添う意味合いで始まったと知り、“演者がゆかりの地を巡ることでその地を訪れる人も増えるのでは”と考えたそうです。スタッフと相談し、できる限りキャストが出演しようという形になったといいます」(前出・NHK関係者)この紀行コーナーは松本の名前にあやかり、「紀行潤礼」と題して番組ホームページでも紹介されている。「松本さんプロデュースのグッズを持って、紀行コーナーで紹介された場所を巡るファンもいるようです。SNSに“紀行潤礼してきました!”と投稿する人も増えています」(前出・NHK関係者)松本はインタビューで、次のように語っている。《大河ドラマはストーリーが面白いことはもちろん、町おこしに近い気がします》(「asten PEOPLE」’23年2月号)松本の狙いが功を奏している“殿潤グッズ”。城下町にも嵐が巻き起こりそうだ。
2023年02月23日《これまでジャニーズである三宅健を愛してくださったファンの皆様、本当に心から感謝しています》2月21日、こうコメントしたのは三宅健(43)。同日午前0時、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した。95年の結成以来、アイドルとしてだけでなく、映画・ドラマからバラエティ番組まで最前線を走り続けたV6。2021年11月1日に惜しまれつつ解散して以降、6人はそれぞれの道を歩んでいる。そんな6人には、活動をすぐそばで支える大切な女性が――。昨年11月に滝沢秀明氏(40)の後任としてジャニーズアイランド代表取締社長に就任した井ノ原快彦(46)は、後任を打診された際に家族会議を開き、妻の瀬戸朝香(46)から背中を押されたことで就任を決意したという。そこで、これまで本誌が目撃してきたV6メンバーたちの熱愛現場を改めて振り返りたい。まずは、退所発表した三宅。20年2月中旬の夕刻、かねて交際が報じられてきた三宅とモデル・比留川游(37)がいたのは都内の人気和食店。食事を楽しみ、店をあとにすると、2人は少し距離をあけつつも横並びで駐車場へ。助手席に比留川が乗り込むと、車は三宅の自宅方面へと走り去っていった。さらに比留川の左手薬指には指輪が燦然と輝いていた。6人の中で唯一独身の三宅だが、果たして――。三宅と同じ「Coming Century」のメンバーでもあった、岡田准一(42)は俳優として大活躍中だ。大河ドラマ『どうする家康』(NHK)での織田信長役が好評を博し、主演映画『最後まで行く』も5月に公開控えるなど絶好調。そんな岡田を支えるのが、妻で女優の宮﨑あおい(37)だ。2人は17年12月に結婚を発表し、18年10月に第1子が誕生している。子供も1歳になったばかりの19年11月30日、宮﨑の誕生日にデートをする夫婦の姿を目撃。子どもを宮﨑の母親に預けてランチを楽しんだ2人は、その後結婚前から2人でよく行っていたという六本木のインテリアショップで買い物を楽しんでいた。リーダーとしてV6を牽引してきた坂本昌行(51)は、グループ解散後の21年12月に結婚を発表。お相手は元宝塚歌劇団の朝海ひかるだ。実は、2人の関係を初めてキャッチしたのは本誌だった。19年11月中旬の朝、親密な様子で愛犬を連れて散歩する2人。この時すでに、朝海は坂本のマンションからたびたび出入りするなど、自宅で静かに愛を育んでいたようだ。6人の中で、大きな決断をくだしたのはグループの解散とともにジャニーズ事務所から退所した森田剛(44)。18年3月に結婚を発表した妻の宮沢りえ(49)と個人事務所『MOSS』も設立し、公私ともに二人三脚で退所後の道を歩んでいる。「仕事のオファーが来ると互いに相談し合ったり、プライベートでも演技論を語り合ったりと、夫婦以前に役者として非常に尊敬しあっています。また、個人事務所の取締役には森田さんも名前を連ねていますが、『宮澤剛』となっており、婿入りしたようです」(芸能関係者)本誌はそんな2人のツーショットを何度も目撃してきた。結婚発表数カ月前の17年12月末、ゴルフ練習場の個室でりえが森田にキスする様子をキャッチ。また21年4月6日、りえの誕生日には2人で原宿デート。森田はりえにワンピースをプレゼントし、店を出ると人目を気にせず手を繋ぎながら帰路に就いた。V6解散直後の21年11月3日には、りえの舞台稽古場に森田の姿が。森田は稽古を見学してりえに助言をし、稽古が終わると森田の運転で帰宅したようだった。解散後も活躍を続けるV6のメンバー。大切な人との時間こそが活力の源なのかもしれない。
2023年02月23日「説明が圧倒的に足りない。外から決められた締切りを守らなければいけないという感じでせかされてきた。何なんだというところはある。われわれは独立した機関であって、外のペースに巻き込まれずに議論すべきだった」13日に行われた原子力規制委員会の臨時会合でこう発言したのは、杉山智之委員。原子力規制委員会(以下、規制委員会)とは、福島第一原子力発電所事故を踏まえて設置された組織。専門的知見に基づいた中立公正な立場で原発の安全を管理してきた。“外のペース”とは、岸田首相の閣議決定のことだ。’11年の東京電力福島第一原発の事故後、歴代首相が貫いていた“脱原発依存”の姿勢。岸田首相も’20年の総裁選で「原発の建て替えや新増設は想定していない」と表明していた。「しかし、岸田首相は、昨年8月のGX実行会議で、原発の新増設と運転期間の延長を検討することを指示。原発回帰へと180度方針を転換したのです。規制変更が行われる3日前の2月10日、岸田首相は原発の新設や安全審査などで原発が止まった期間を運転期間から差し引くことで、実質的に“60年超”運転を可能にする方針を閣議決定していました」(全国紙記者)その結果、13日の会合では、閣議決定を追認する結論に。「原発の運転期間は“原則40年、最長60年”と規制されてきましたが、今回の会合で60年を超えて運転可能にする見直し案が決定されました。運転開始30年を起点に10年以内ごとに安全性を審査し、認可されれば運転できるというものです」(前出・全国紙記者)■経産省と規制委員会の間で根回しも原発の安全性に関わる規制だが、委員会内での意見は分裂していた。5人いる委員のうち、石渡明委員が「60年以降にどのような規制をするのか具体的になっていない」と疑問を呈し「われわれが自ら進んで法改正する必要はない」と反対を表明したのだ。にもかかわらず、安全性に関する重大な決定は多数決で採決された。その結果、冒頭のように賛成派の委員さえも“結論をせかされた”と苦言を呈する異常事態となってしまったのだ。“独立した意思決定”を活動原則に掲げる規制委員会だが、その独立性が揺るぎかねないほど、岸田政権と歩調を合わせているように見える。「今回の決定は、すべての面において強引だった」と指摘するのは経済産業省の原子力小委員会の委員でNPO法人「原子力資料情報室」の松久保肇事務局長だ。「規制委員会は、事務方である原子力規制庁にリードされるように議論を行っていました。というのも、規制委員会の議論が始まる前に、原発推進を担う経済産業省の職員が原子力規制庁の職員に根回しを行っていたことが発覚したのです。規制委員会で運転期間が議題に上がったのは昨年10月ですが、7月時点で経産省は規制委員会が所管してきた運転期間規制を経産省に移管する方針と国会提出時期を規制庁に伝えていました。規制委員会のメンバーが『せかされていた』と不満を口にしていたのもこれが理由でしょう。規制委員会は岸田政権のシナリオどおりに進められたのです」これらの結果、老朽化した原発の危険性について十分に検証されぬまま、60年以上の運転が認められそうだ。伊方原発3号機の建設を手がけた三菱重工の元技術者だった森重晴雄さんは、そのリスクをこう警告する。「核燃料が入った原子炉圧力容器が劣化することがもっとも大きな問題です。原発の心臓部である原子炉は炭素鋼で造られていますが、この素材は核分裂によって生じる高エネルギーの中性子線に弱く年を経るごとにもろくなっていきます。さらに原子炉を冷やすホウ酸水による腐食も問題。西日本に多い加圧水型の老朽原発は、原子炉をホウ酸水で冷却します。炭素鋼はホウ酸水にも弱く、補強するためにステンレスでコーティングしていますが、経年により隙間からホウ酸水がしみ込み腐食しやすくなるのです」腐食が進むと、どうなるのか。「原子炉は高温ですから、わずかでも圧力容器に腐食が生じると一気に亀裂が広がり、冷却水が漏れ、原子炉を冷やせなくなります。そうなると炉心溶融が進み、大事故につながる可能性もあるのです」■あふれ出るウクライナ危機への便乗感、電気代値上がりの可能性も…なぜこれほどリスクのある原発政策が強引に進められるのか。「ウクライナ危機や電気料金の高騰に乗じて原子力政策を進めてしまおうという意図でしょう。しかし、原発の新設については’30年代に建設開始という計画。運転期間を60年超に延長する件に関しても、少なくともこの先10年間は関係なく、焦って議論することではありません」(松久保さん)岸田政権は、原発推進の理由として、エネルギー価格の高騰を挙げている。確かに、ここ最近の電気料金の値上がりは深刻なものだ。しかし、松久保さんは原発推進により、むしろ電気料金が高騰する可能性を指摘する。「われわれの試算では’11年から’20年までの原発の維持費は17兆円。国民1人あたり年1万3千円の費用が、電気料金に上乗せされてきたのです。また、原発の新設には1兆?2兆円のコストがかかり、その費用を政府は『事業環境整備』という名目で国民に押しつける方針。原発推進により短期的には電気代が安くなるかもしれませんが、長期的に見れば維持費や建設費によって電気料金が値上がりする可能性があるのです」(松久保さん)福島県双葉郡で唯一、原発事故後も避難せず入院機能を守った高野病院の高野己保理事長が語る。「深刻な被害をもたらした福島第一原発事故の教訓を岸田政権は放棄するのですね。日本という国は、国を守っても国民を守らない、ということがよくわかりました」一連の批判を受け岸田首相は17日、新規建設や運転延長について、国民に丁寧に説明する準備を進めるよう大臣らに指示した。しかし、結論ありきの進め方では、国民の不安がなくなることはないだろう。
2023年02月23日《「歌うシャイロック」京都南座公演完走しました。ご来場頂きましたお客様、応援してくださった皆様、ありがとうございました》2月21日、Instagramにこう綴ったのは小川菜摘(60)。小川が出演する舞台『歌うシャイロック』の京都・南座公演が千秋楽を迎え、25日からは福岡・博多座での公演が始まる。一方、夫・浜田雅功(59)に過去の“パパ活不倫”が報じられて1週間。22日にも京都・伏見稲荷大社を参拝した写真を投稿した小川だが、夫のスキャンダルには一切触れていない。2月16日公開の「FRIDAY DIGITAL」の記事では、エステ店を営む大阪在住の24歳女性・Aさんの告発を掲載。飲み友達だった元芸人に「奥さんそういうの大丈夫な人だから」と紹介され、浜田と関係を持つように。2018~2019年に大阪の高級ホテルで逢瀬を重ね、Aさんは「4回くらい会って、合計で30万円ほどもらいました」と明かしていた。これまでも迅速な“スキャンダル対応”が注目を集めてきた小川。今年1月に「Smart FLASH」が夫妻の別居を報じた直後、真っ先にSNSで《え?笑んなアホな~》と絵文字付きで否定。浜田も同月29日放送の『ごぶごぶラジオ』(MBSラジオ)で、「俺らも何じゃそれ?って。俺もうちの嫁と一緒に笑うてた」と笑い飛ばしていた。夫に1度目の不倫が報じられた2014年6月も、小川はブログで《彼は羽目を外し過ぎ、伸ばし過ぎた羽根を、家族にバキバキに折られ、その羽根をそっと畳み、意気消沈ゴリラになっています》とユーモラスにコメント。さらに《我が家は大丈夫です!》と、気丈に呼びかけていた。「菜摘さんは当時、不倫を報じた『FRIDAY』の直撃に、《離婚とかもないです。たとえそう(不倫)だとしても家庭を壊すような人ではないので》《彼は芸人さんですから、結婚したときから覚悟しています》と語っていました。こうした対応は騒動を収めるだけでなく、浜田さんへの助け舟に。この一件で浜田さんは菜摘さんに頭が上がらなくなったそうですが、世間に“菜摘さんは器が大きい妻”とのイメージを与えました」(芸能関係者)ところが、今回の不倫報道にはノーコメントを貫いている小川。出演舞台の上演期間中とあって、彼女に心配の声が上がっているようだ。「夫婦は互いに記念日を祝い合うだけでなく、浜田さんが菜摘さんの舞台にサンドイッチなどの差し入れをすることも。菜摘さんは昨年12月に《私に協力してくれた親びん家族に心から感謝です》とブログに綴っており、活動を支えてもらっている様子でした。浜田さんの不倫に関しては“妻が許していれば問題ない”といった声もありますが、菜摘さんの胸中は決して穏やかではないでしょう。9年前とは違う菜摘さんの“異変”に、《奥さんの心が心配》《大丈夫かな》と気にかける声が上がっています」(前出・芸能関係者)結婚34年目にして、夫の2度目の不倫にどのようなジャッジを下すだろうか。
2023年02月22日更年期の女性はホルモンバランスが崩れ、血圧が高くなりがち。減塩に気を付けてはいるけれど、味気ない食事が続くとつらい……そんなあなたに新発想、塩を体の外に出してくれる食事を提案!「“無症状だから”と、高血圧を放置するのはとても危険です。脳梗塞、脳出血、心不全、心筋梗塞など命にかかわる循環器疾患の発症リスクが高まり、助かっても重い障害が残ることも多いのです」そう指摘するのは、自治医科大学の高血圧対策エキスパート・苅尾七臣先生だ。現在、高血圧の人は約4300万人で女性は70歳以上の約7割が該当する。「しかし、適切な治療を受け血圧をコントロールしているのは1200万人。残り3000万人以上は、高血圧を放置している状況です」(苅尾先生)特に女性は、高血圧のリスクが急激に高くなるタイミングが。「女性には、妊娠時、更年期、閉経と3回ほど高血圧になりやすい時期があります」高血圧となる主な要因は寒さなどの季節的なものに加えて「肥満、不眠、ストレス」だ。「中でも早い人は40代から始まる更年期は、女性ホルモン分泌の低下により肥満になりやすいです。ホットフラッシュで心拍数が上がり、血管が固くなり血圧も変動します。また家庭での介護などライフイベントでストレスがたまり、交感神経が優位になり不眠、緊張が出やすい時期なのです」苅尾先生は、そんなタイミングこそ自己管理が大事だと話す。「40代に入ったら、家で血圧を測定する習慣を持ってほしい。自宅で上の血圧が125以上なら、高血圧予備群で注意が必要です。対策として40代は更年期に備え、これまで以上に健康的な食事と運動を心がけましょう」■食事管理は続けることが何よりも大事!食事でカギとなるのが塩分だ。「高血圧の元凶はナトリウム(塩分)です。1日の摂取量は6グラム未満にと言われていますが、日本人の摂取量は約10グラムと多いのです。そのため血圧コントロールには、〈1〉減塩、〈2〉排塩、〈3〉血管を大事にする食事、の3つが大切です」(苅尾先生)高血圧予防や改善のために減塩や運動を心がけている人は多いはず。しかし、「排塩食」が取り入れやすく効果的だと知っている人は少ないだろう。排塩食とは、体の外に塩分を排出してくれる食事だ。「取りすぎて体内にたまった塩分を体外に出してくれる栄養が、カリウムです。そもそも高血圧とは、ナトリウム(塩分)とカリウムのバランスが崩れている状態です。そこでカリウムが含まれる食材を食べることでバランスが取れ、血管内の塩分を体外に排出できて、血圧が下がります。それが血管の劣化予防にもなるのです」もう一つ、水溶性食物繊維も排塩にいいという。「食物繊維は、腸内の余分な塩分を排出してくれます。特に水溶性食物繊維は、腸内をゆっくり移動し塩分やコレステロールを吸着し排塩してくれるのです」そこで今回、栄養士の今井真理子さんが、排塩に大事なカリウムと水溶性食物繊維が豊富な「排塩食メニュー」を5つ考案してくれた。【アボカド・トマト・めかぶのサラダ】「カリウムが豊富なアボカドに、カリウム+水溶性食物繊維を含むトマト+メカブで排塩に。市販のメカブやモズク酢は、そのままドレッシング代わりになり、海藻が簡単に食べられます」(今井さん)【ほうれん草と切り干し大根のナムル】「ほうれん草はカリウムを多く含みます。切り干し大根は、生の大根より食物繊維が水溶性・不溶性ともに2倍になります。どちらもゆでて合わせてナムルでいただきます。ミネラル豊富なごまを仕上げにかけるのもいいです」(今井さん)【昆布だしと生しいたけのスープ】「カリウム豊富な昆布と水溶性食物繊維を含む生しいたけでスープに。カリウムと食物繊維が煮汁に溶け出すので、スープごと食べましょう。味噌を入れるとお味噌汁にもなります。根菜のごぼう、さといも、ワカメ、アサリを入れて栄養満点の具だくさんもおすすめ」(今井さん)【納豆とじゃがいものカレー】「カリウムを含むじゃがいものカレーに納豆をトッピング。納豆は、カリウムと食物繊維を含み血圧を下げますが、熱に弱いので食べる直前にカレーの上にかけましょう。しめじやほうれん草を入れたり、水の代わりに豆乳を使えば排塩効果アップ」(今井さん)【豆腐アボカドグラタン】「カリウムと食物繊維を含む豆腐と水溶性食物繊維も豊富なアボカドでヘルシーなグラタンに。ブロッコリーを加えてもいいです。チーズに塩分があるのでお塩は控えめに」(今井さん)苅尾先生が勧める食べ方は、「排塩食ファースト」だ。「排塩料理を食事の前半に食べることで血糖値の上昇が抑制されます。ご飯など炭水化物は最後に食べ、食事には時間をかけましょう。さらに、肥満傾向の人は、夕食のご飯はお茶わんに半分と少なめにすること」(苅尾先生)もう一つ、効果をアップしてくれるアレンジも。「すべてのメニューにナッツを加えると、『天然の降圧薬』とよばれるマグネシウムが摂取でき血管を守ってくれます。塩分に気を付け、排塩食を取り入れることで確実に効果は出ます。更年期世代の女性で、薬を使わずに血圧160から130まで下がった人もいましたよ」大事なのは続けること。ぜひ毎日の献立にプラスしてみよう!【PROFILE】苅尾七臣自治医科大学附属病院循環器センター・センター長。著書に『運動を頑張らなくても血圧がみるみる下がる食べ方大全』(文響社)がある
2023年02月22日「年末の『ザワつく!大晦日』(テレビ朝日系)5時間特番の高嶋さんのギャラは約400万円。視聴率は2年連続で民放1位になり、レギュラー枠も収録1本あたりのギャラが100万円に達したそうです」(制作関係者)『ザワつく!金曜日』のレギュラーをはじめ、バラエティ番組で人気沸騰中の高嶋ちさ子(54)。先月放送された同番組で高嶋は昨年、さまざまな夢や目標を達成し「もう何も望むものはないな」とつぶやいたところ、夫から「結婚時の約束を守ってくれてないね」と指摘されたエピソードを披露した。「当時は“全然売れないヴァイオリニスト”だった高嶋さんが、今の旦那さんへ“売れっ子になってフェラーリのハンドルにハリー・ウィンストンの高級時計を巻いてプレゼントしてあげる”と逆プロポーズしたというのです。高嶋さんは、夫からその約束が果たされていないと言われ即座にディーラーまで足を運んだが、すぐには購入できないと判明して、まだ買えていないと苦笑いしていました」(前出・制作関係者)バラエティ番組への出演料が高額化した高嶋だが、実は彼女の真の凄みは「コンサート運営」にあるという。音楽イベント関係者はこう語る。「高嶋さんの昨年末の『ザワつく!音楽会』のチケットは即日完売でした。本業のヴァイオリニストとして定期的にコンサートを開催していますが、それも業界では異例のこと。そもそも、クラシックは『NHK交響楽団』などよほど大きな名前でなければ観客を集めるのが難しいジャンルです。国内のオーケストラの多くが大企業にスポンサーについてもらうか、民間からの寄付金でなんとか運営を維持しています。若い演者はアルバイトをしながらコンサートに参加している人が大多数です」■現役ヴァイオリニストは高嶋を「ヴァイオリンが弾けるタレント」とそんななか、高嶋は週末や祝日がほぼ、コンサートのスケジュールで埋まっているのだ。 彼女が’06年から主催する「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニストコンサートツアー2022~2023」は昨年9月から12月までで29公演。今年は3月までで17公演が開催される予定だ。また4月からの「25th Anniversary 高嶋ちさ子&加羽沢美濃~ゆかいな音楽会~」では3カ月間で、25公演が予定されている。「’97年に始まり四半世紀を迎えた『めざましクラシックス』などを含めると、年間の彼女の公演数は現在、80~90になります。チケット代はだいたい6千~7千円ほどで、会場の定員は2千人前後です。平均7割程度の入りで、物販や配信チケットを合わせた1公演あたりの売り上げは1千万円以上にはなると推定されます。コンサートだけで年間8億~9億円、さらにテレビやCMの出演料なども含めれば彼女の年商は10億円に達するでしょう」(前出・音楽イベント関係者)クラシック界において独走状態の高嶋。だが、そのぶん、彼女をやっかむ声もあるようでーー。高嶋は『週刊朝日』’21年8月6日号のインタビューで次のように語っている。《同業の人たちにも一人勝ち的なことを言われるし、「高嶋ちさ子が死んじゃえばいいのにと思ってるヴァイオリニストがいっぱいいるよ」って言われたこともあるんですよ。けど、この幸せと今のポジションを維持するのってむちゃくちゃ大変で、そういう大変な部分を人は知らないから》そこで、海外で活躍中の現役ヴァイオリニストに高嶋をどう見ているのか話を聞いてみた。「彼女はもう“ヴァイオリニスト”というより、“ヴァイオリンの弾けるタレントさん”というカテゴリーだと思いますね。“自分のほうがうまいのにあんなに稼いで”と妬む人もいるでしょうけど、プロは彼女を全然違うジャンルの人だと認識してると思います。ヴァイオリンだけで食べていくのは難しいことですし、高嶋さんはほかの人に仕事も与えられているんですから立派ですよ。彼女のコンサートはショーとしてのエンタテインメント。邪道だからダメだということはないと思います」実際、高嶋は前出のインタビューでこう語っている。《クラシックのお客さんを私が横取りしているわけじゃないというのは本当です。私のコンサートは、初心者の方とか、テレビを見て来てくださる方がほとんどですから》■一人勝ちとなった高嶋のコンサート運営術には「3つのポイント」が新たな客層を取り込んできたと主張する高嶋の“凄腕”には、3つのポイントがあるという。音楽関係者はこう分析する。「1つ目はスポンサー集めの巧みさ。コンサートの開催にテレビ局をつけています。『ザワつく!音楽会』にはテレビ朝日、『めざましクラシックス』はフジテレビ。『12人のヴァイオリニスト』は日本テレビが支援しています。それにより、コンサートの制作費や広告費を局側が負担してくれます。有力なスポンサー企業には高嶋さんが直談判することも。『ザワつく!音楽会』にゲスト出演した高橋克典さんと中山秀征さんは子供が3人とも、同じ有名私立大学の系列校に通っている縁で高嶋さんが出演依頼したんです。2つ目は企画力です。有名な曲だけを5分以内で弾いて飽きさせない構成にしたり、3万円のヴァイオリンとストラディバリウスの弾き比べなんかもやっています。3つ目はテレビ出演をコンサートの“営業手段”と割り切っている点。本人自ら過去の取材で《ヴァイオリニストの私がバラエティ番組などにも出演しているのは、最終的にはコンサートにたくさんのお客様に来ていただきたいからです》と断言しています」ここまで戦略的にコンサートを運営する原点を、高嶋はかつてこう語っている。《コンサートをやっても誰もこないときの悲愴感、ガラガラのホールで弾くときの恥ずかしさ。あれがあったからそのあとの自分がある、と今は思えますが、そのときはもう、辛かったですね》(『てんとう虫』’11年5月号)恥辱をバネに、同業者をザワつかせる高嶋無双は続きそうだ。
2023年02月22日《この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!》2月22日、自身のツイッターにこう綴ったのは伊藤沙莉(28)。NHKの24年前期連続テレビ小説のヒロインを務めることが発表された。朝ドラへの出演は『ひよっこ』(17年)以来2度目となる伊藤。ツイッターには《緊張しております!どうか、温かくお見守りください宜しくお願い致します!!!》とも綴ったが、実はかつて伊藤はインタビューで次のように語っている。《今だから言えますが、私、『ひよっこ』のオーディションに合格して米子(よねこ)役で出演するまで、ずっとNHKが苦手でした。番組が嫌いだとか、そういうことじゃないですよ。9歳からこのお仕事をやらせていただいて、オーディションもたくさん受けましたけど、NHKだけは一度も受かったことがなかったんです。お調子者とかいじめっ子を演じることが多かったからNHKには合わないのかなって、自分で勝手に決めつけていました》(「朝日新聞デジタル」18年10月15日)NHKに対する苦手意識を持っていたという。「ラジオ番組でも、“あまりにオーディションに受からないから、NHKの建物さえ嫌いだった”と話していました。朝ドラのオーディションも何度も受けたそうですが、落選続き。その理由を”その作品で求められているキャラクターと自分が合わないから“と冷静に分析しつつも、『だんだん人格否定されている感覚に陥る』と苦悩を明かしていました」(スポーツ紙記者)約20年におよぶNHK“冬の時代”を乗り越え、ついに悲願の朝ドラヒロインに。雪解けを経て、一気に芽吹くヒロインの演技から目が離せない。
2023年02月22日「チョコレートには優れた健康効果があることが明らかになっており、その栄養素がますます注目されています。私自身も、日常的にチョコレートを食べています。連日夜遅くまで仕事をしていますが、かぜひとつひきません」こう話すのは、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅先生だ。予防医学の実践者として活躍する栗原先生は、チョコレート、特に高カカオチョコのもつ効能に以前から注目し、患者さんにもチョコレートを取り入れた食事指導を行っている。「私の患者さんを診察していても、チョコレートを食べることを毎日の習慣にするようになってから『間食やドカ食いが減った』『体重が減ってきた』『血糖値や血圧、コレステロール値が改善された』など、健康状態がよくなったという人が数多くいらっしゃいます」(栗原先生・以下同)チョコレートには、カカオポリフェノール、テオブロミン、カカオプロテイン、リグニン(食物繊維)、エピカテキン、脂肪酸、カフェインなど、さまざまな成分が含まれている。カカオポリフェノールは抗酸化作用が強く、動脈硬化予防、心疾患・脳血管疾患予防、がん予防などの作用がある。カカオプロテインは難消化性のタンパク質で、大腸に善玉菌を運んで腸内環境を改善するため、便通の改善、大腸がんの予防に役立つ。テオブロミンは中枢神経を穏やかにし、血管を拡張して血流をよくしたり、脳内物質のセロトニンの働きをサポートして脳の活性化を促す。「脳の血流を促進させる働きによって、認知症の予防になるという報告もあります」さらに食物繊維のリグニンは、腸内環境を整えるだけでなく、糖の吸収を緩やかにする働きがあり、糖尿病の改善、予防になるという。チョコのような甘いものといえば、虫歯や肥満、肌荒れなどに直結するイメージが強いが、それどころか、糖尿病改善に効果的とはなんとも意外だ。チョコを味わいながらこれだけの健康効果を得られるのなら、ぜひ習慣として日常に取り入れたいところ。食べ方にはポイントがあり、栗原先生がおすすめする方法は、カカオの含有量が70%以上のいわゆる「高カカオチョコレート」をこまめにつまむことだという。「毎食前や間食時に、個包装されているチョコを1枚(約5g)食べる程度で十分な栄養を吸収できるのに加えて、食事前に取ると、食べすぎを防ぐことにもつながります」また、チョコの栄養効果をいっそう高めたり、反対に損なってしまったりする“食べ合わせ”がある。その影響を頭に入れておき、チョコのおいしい効果を存分に引き出そう。【ナッツと合わせると美容効果をプラス】「ナッツにはビタミンE、食物繊維、オメガ3脂肪酸、鉄、亜鉛などが豊富に含まれていて、腸内環境を整える働きや抗酸化作用などが報告されています。チョコとの相性も抜群で、一緒に食べると相乗効果が得られます」【黒こしょうと合わせると胃腸の働きを高める】「消化促進や腸内環境改善の効果が高い黒こしょう。ほかに健胃作用や血流を促進する働きもあります。香りも脳を刺激するので、休憩時に取れば気分をスッキリとさせてくれます」【緑茶と合わせれば血圧上昇の抑制に】「緑茶はビタミンC、ミネラル、カテキン、緑茶ポリフェノール、タンニンなど健康成分が豊富。抗酸化作用、コレステロール値低下、血圧抑制、胃がんのリスクを下げるなどの働きが報告されています。特に血圧を抑制する働きの面では、緑茶とチョコの相性がいいと言えます。また、低血圧の人は、寝起きや血圧が低めの状態のときには高カカオチョコは控えるようにしましょう」反対に、デメリットに注意したい組み合わせもある。【マヌカハニーと合わせると血糖値スパイクのリスクが】「マヌカハニーは抗酸化作用などの効果が知られていますが、単糖類であり、体内に入ったときに糖の吸収が速く、血糖値スパイクを招きやすい。その点において、食前にチョコと食べる組み合わせとしてはあまりおすすめできません」【睡眠薬は薬効低下のリスクも】「高カカオチョコにはカフェインが多く含まれているため、リラックスや入眠の効果を目的とする睡眠薬は効き目が弱まってしまうことがあります。夜はチョコを控える、あえてカカオ含有量少なめのチョコを選ぶなどを心がけましょう」効果的な食べ合わせを活用して、チョコの優れた栄養効果を取りこぼすことのないよう心がけたい。
2023年02月22日「高畑さんの熱演を新会長はじめNHK側は大絶賛。視聴者からも“ばんばの演技に涙が出た”と称賛の声が相次ぎ、当初の予定より、彼女の出演シーンが増えたんです。クランクアップ前に改めて五島列島でのロケが行われました。地元の人たちから『ばんば~』と手を振られた高畑さんは『私、こんなに人気者だったかしら!?』と満面の笑みでした」(番組関係者)NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、ヒロイン・舞(福原遥)の“ばんば”こと祖母・祥子役の好演が話題の高畑淳子(68)。ばんばは長生きして最終盤まで登場するが、当の高畑は私生活では早くから終活ノートをつけていた。一昨年のインタビューでこう語っている。《子どもたちに読んでもらう「お母さんが死んだら開けるノート」というのをずいぶん前から作っておりまして、劇団のマネージャーさんや、頼りになる税理士さん、会計士さんの連絡先、この保険会社に連絡すると死亡保険が入りますといった事柄を細かく書いています》(『ハルメク』’21年6月号)高畑の知人は言う。「高畑さんには現在92歳のお母さまがいるのですが、80代から認知症の症状が出て、数年前に老人ホームへの入居を決めたんです。その費用がかなりの額になるようで、『子供たちには同じような負担をかけたくない』と話していました」シングルマザーの高畑には2人の子供がいる。ともに役者となった長女・こと美(36)と長男・裕太(29)だ。だが、’16年に高畑家の状況が一転するーー。「裕太さんの不祥事の余波で、女優業やCM、バラエティ番組など高畑さんの仕事がすべてキャンセルになったんです」(前出の知人)約8千万円という年収を失った高畑家の生活を支えたのは資産8億円といわれる不動産収入だった。「高畑さんは都内の一等地に3軒の不動産を持っています。1軒は7年前に完成した、地上3階、地下1階の広大な二世帯住宅。土地建物で4億円ほどします。もう1軒は9部屋あるアパート。最後の1軒も賃貸に出しており、年間で約2千万円弱の家賃収入があるそうです」(不動産関係者)高畑は息子の騒動から半年後、NHK『スタジオパークからこんにちは』でテレビ復帰。徐々にメディア復帰するが、“お騒がせ息子”はしばらく表舞台から姿を消した。「裕太さんは東京都世田谷区内の介護施設でヘルパーとして約3年間勤務していました。’19年に舞台復帰して、劇団『ハイワイヤ』を立ちあげました。昨年末は姉とも共演。高畑さんは初日から観劇に訪れ、号泣していました。子供2人は独身ですが、彼女の終活ノートは“将来、孫が生まれても2人には好きな役者業を続けてほしい”という“ばんば”の心遣いなのでしょう」(前出の知人)高畑の心願に、裕太のやる気が舞いあがることを祈るばかりだ。
2023年02月22日2月21日に中国に返還されたシャンシャン。多くのパンダファンがシャンシャンロスに陥り、悲しみに沈んでいる。そんなファンの心を癒すため、「パンダ自身」が独自に取材してきたシャンシャンの面白ショットを紹介する。見ている誰もがつられて笑ってしまう、シャンシャン流変顔の筆頭、「ニヒヒ顔」。かわいい顔して変顔も上手。しわの入った鼻も、結構鋭い歯もかわいすぎます。たけのこのカスが口元についているのも愛らしい。(撮影:noritama.11)大人シャンになってから、きれいになったと評判のシャンシャン。こんな色っぽいポーズでファンのみんなを悩殺しちゃってます。「あ~ら、みなさん、おこんにちは」と言ってるみたい。(撮影:miwa8panda)ファンにはおなじみ、木の切り株をレントゲン検査に見立てた“レントゲンシャン”からの“アイーンポーズ”というミラクルショット。サービス精神旺盛なシャンシャンならでは。(撮影:Muku)
2023年02月22日